長回しが悪目立ち
- yuki さん
- 2019年8月10日 4時56分
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相米慎二といえば長回し演出だけど、本作に限っては面白いよりも退屈さのほうが悪目立ちしてしまった。相米の描く活発な少女像は大好きだし、アイドル映画なのに望遠ばかりで顔の表情がほとんど見えないという撮り方も面白い。けれどそういった奇の衒いばかりで終わってしまってるように思った。『ションベン・ライダー』のように無名アイドルの映画は作れても、スーパーアイドルの映画となると相米と相性がよくないのかもしれない。薬師丸ひろ子の演技もまだ固い。「完璧版」ということで、長尺になっているのが冗漫さを助長していたのかも知れない。劇場公開版はもっと面白いのかなあ。
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