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フェリックスとローラ (2000)

FELIX ET LOLA/FELIX AND LOLA

監督
パトリス・ルコント
  • みたいムービー 24
  • みたログ 153

3.05 / 評価:19件

うそつきシャルロット

  • achakick さん
  • 2009年12月28日 17時18分
  • 閲覧数 642
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

72点


監督は「仕立屋の恋」「髪結いの亭主」のパトリスルコント。

遊園地で働くフェリックスのまえに現れた謎の女ローラ。
ローラは正体不明なままフェリックスのもとに遊園地で働きはじめる。

が、ある日とつぜんいなくなったかと思えば戻ってきたり、船の絵を見て逃げだしたり、ローラ役のシャルロットゲンズブール独特のたたずまいも手伝って、なんともミステリアスな女。

数々の思わせぶりなカットや演出、流麗な映像により、観てる側もフェリックスと同じようにローラの過去になにがあったのかと考えさせられ、ローラの謎を中心にひきこまれる。

さらに序盤には、ローラの元恋人の歌手をフェリックスが射殺するシーンが挿入されていたため、映画が着地するドラマをあれこれと想像させられる。

が、ラストにローラは期待をバッサリ裏切る衝撃の告白をする。

ローラはべつにミステリアスでもなんでもなく、ごく平凡な女だった。

両親にひどいめにあわされたわけでもなく、レイプされた過去もなく、娘がいるとゆう話も嘘。
すべては男の気をひくための化粧にすぎなかった。
まるで映画自体が嘘だったような、女の妄想につきあわされたあげく、騙されたような余韻。

嘘を告白したきっかけがよくわからないことと、平凡であることをさらしたあとのシナリオが笑顔だけでは物足りない気はする。
が、例えば、酸いも甘いもいろんなことを経験してもう男はこりごりだわ、みたいな顔してる女が、じつはプライベートでは出会い系サイトをつかって必死に男を探してるような、そんな女の「なま」の味わいは感慨深い。

嘘つきとしてシャルロットゲンズブールを起用したところもズル賢い。

中身がないことが中身とゆうフシギな映画。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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