裏切り者

THE YARDS

115
裏切り者
3.0

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8%
19%
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9%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(32件)


  • le_********

    4.0

    シリアス一辺倒も、それなりに評価できる

    監督:ジェームズ・グレイ、脚本:ジェームズ・グレイ、マット・リーヴス、撮影:ハリス・サヴィデス、編集:ジェフリー・フォード、音楽:ハワード・ショア、主演:マーク・ウォールバーグ、2000年、115分、原題:The Yards(=操車場) 『アド・アストラ』(2019年)の監督だったんだね。フェイ・ダナウェイに似てる女優が出ているなと思ったら、フェイ・ダナウェイ自身だった。 ニューヨーク市クイーンズ区を走る地下鉄内。自動車窃盗の罪で刑務所に服役していたレオ・ハンドラー(マーク・ウォールバーグ)は、一年半ぶりに出所し自宅アパートに向かう。母(エレン・バースティン)は、その姉(フェイ・ダナウェイ)やいとこたちを招いて、出所祝いのパーティをしてくれた。レオに父はなく、女手一つで育ててくれた母を悲しませないため、今度こそまっとうな人生を歩むと心に決め、叔父であるフランク・オルチン(ジェームズ・カーン)に、その経営するエレクトリック・レール社の機械工として就職することを勧められるが、そのためには学校に2年間通う必要があり、母をすぐにでも楽にさせたいレオはその話に躊躇する。 すでにフランクの会社で働いていた悪友のウィリー・グティエレス(ホアキン・フェニックス)は、レオに仕事を世話すると称し、自分の「仕事先」へ案内する。その仕事とは、不正を働いて、役所からリベートを受け取ることであった。レオは悪いことと承知しながら、徐々にウィリーと行動を共にする。 ある晩、ウィリーは、レオや仲間と共にエレクトリック・レール社のライバル会社の操車場に侵入し、ライバル会社の車輛を故障させようとする。ウィリーは主任に賄賂としてチケットを渡すが、主任は相手先にすでに買収されていてウィリーらの行動に目をつむることをせず、逆に警報を鳴らしてしまう。思い余ったウィリーは、その場で主任を刺し殺す。一方、見張り役であったレオは逃げる間もなく、警報を聞いて駆けつけた警官と揉み合いになり、警官を殴り倒してしまう。・・・・・・ たいへん生真面目に撮られた映画であるので、エンタメ性という観点からすれば、あまり楽しめない作品ではあろう。しかし、シリアス一辺倒に徹し、余計な笑いやコメディタッチの台詞を入れない点は評価してもいいと思う。 レオは母一人子一人でしかなく、その母は心臓に持病をもっている。叔父は、経営するレール会社の利権のために、不正を承知で若者らの悪事を黙認し、区から得たリベートをその若者らと山分けしている。悪友との友情を大切にしながらも、裏切られたと知るや、その報復に出る。そして最後は、自らの濡れ衣を晴らすために区と取り引きを行ないながらも、衆人環視のもと、区や叔父の会社の不正を暴く。 レオは口下手で、一見箸にも棒にもかからぬような青年で、すぐ悪事に染まるような一面をもちながら、操車場の一件をもって、周囲がみな、自己中心的な人物ばかりで埋め尽くされてるのに気付くのだ。正義との戦いといった大げさなものではないが、レオという優柔不断な男でも、そうした行為に出られるという物語だ。 こうしたストーリー展開は、得てして一本調子になるきらいがあるが、本作品では、レオの生きざまを、その母への思いとの軸で、相互に揺らしながら進めている。無論、画面上では、レオを中心とし、ウィリーやフランクらの出番が多いが、一件の後も、適宜、母との会話シーンが登場するため、一本調子にならずに済んでいる。 本作品の主張が何かと問われると、最後には入札の不正までも暴くレオという青年の「正義への目覚め」物語とも言えようが、もっと広く、レオという、ややどうしようもない若者の、「多忙な日常」物語ということになるだろう。 いつもながら、ハワード・ショアの音楽は、本作品でも当意即妙だ。

  • 1048

    1.0

    クソつまらない

    とにかく退屈過ぎて 途中でギブアップ… どんな内容かもわからない

  • dkf********

    2.0

    話がつまらなさすぎる

    役者は十分揃っているのに、このつまらなさは何だろう?暗い、重いはこの監督の持ち味なのでそこは否定しないにしても、盛り上がりのないストーリーとのろのろ遅すぎる展開に、観るのに相当な忍耐が必要だった。そんな印象を与える作品に高い評価が出来るわけがない。これは脚本の出来云々でなく、ストーリーそのものに致命的に魅力がないのだと思う。 豪華なキャスト陣も宝の持ち腐れでもったいない使い方だ。シャーリーズ・セロンなんて、役柄やメイクのせいもあるのか、出演してたっけ?というほどに存在感がない。(ヌードシーンはあるが) 贔屓目に見て、この監督作に共通的に感じるそこはかとない「質の高さ」は漂っているものの、あまりに一本調子過ぎる演出がそれを凡作(以下)に落としている。 二回目は絶対ないな。

  • kur********

    4.0

    ネタバレ暗い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kps********

    3.0

    家族への想いは伝わらず

    かなりお堅くて真面目な映画の作りだったんで好感は持てたんだけど、全体的に作りが甘かったかなという印象。 物語の焦点は家族に対する想いや感情なんだけど、主人公、更生する為に精一杯努力して頑張ってきた!! とオカンに涙ながらに訴えてるんですが、どこが?? という出来。 叔父さんに学校行けよと言われても、悪友にすんなりと流れて悪い道に突き進もうとしてたのにオカンの涙を見て貰い泣きできますか?という感覚。 ホアキンも昨日恋人に指輪渡して明日を夢見てた翌日から、あんな一瞬で人刺せませんぜ?という脚本の甘さにガッカリ。 役者の質を見ても、マーク・ウォールバーグなんて家族とか仲間想いの善人キャラだし、ホアキンは人刺せるキャラだけど葛藤・熟考して仲間の為とかに刺す人やんね。 そこらへんの齟齬が物語から浮き上がってきて、どうにも乗れないハマれない映画だったかと思いました。 この内容ならもっと引きずり込まれるように魅せれられると思う。 イチイチ取って付けたような感覚を覚えたのはとても残念。 役者の演技が下手なのかな? とも思ったけど、この監督さん別作一本見てる。 マリオン・コティヤール主演の『エヴァの告白』 この映画 恐ろしくマリオン・コティヤールがヘタクソに見えて、自分の中で演技下手女優の上位に位置してるんだけど、これは監督が下手なだけかも分からんね。 フェイ・ダナウェイが泣き崩れるとこなんて正直寒々しかったし・・・ まあ、そんな感想で良い感想は出てきませんでしたが、駄作か?と聞かれるとそうでもない気がするのでとりあえずの★3つにしときます。 評点もそんな感じやね。 あ、あとシャーリーズ・セロンの鼻が気になりました。 超美人にも訳があるという事ですな。 えへへ。

  • gra********

    3.0

    悪いことはダメやね

    実話を題材にした作品みたいなので、ビジネスの勉強になるかなと思い観てみました。 内容は、まぁ悪いことしたらそうなるよね、という感じです。 しかし、最後までどうなるのか分からなくて楽しめました。 勉強にはならなかったかな。

  • ain********

    3.0

    タイトルのまんま

    サスペンス物ではあるが、 なんか全体的に暗いし、人間の闇の 性格がむき出しになってるって感じでした。 なんか男ってくだらないプライドが もってるゆえに、取り返しのつかない 事になりかねないって感じです。 まあ、ラストは妥当でしょうと思う位でした。

  • tkt********

    4.0

    良い邦題

    主人公、親友、そして雇い主の叔父、それぞれが守るべきものために誰かを裏切っていく物語が秀逸に描かれています。 めずらしく良い邦題をつけたなと感心しました。

  • kun********

    3.0

    ネタバレニューヨーク地下鉄は375km

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mac********

    2.0

    ネタバレウォールバーグが若い!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • スーザン

    3.0

    暗い、暗い、暗い。

    シリアスな内容とリアリティを持った演出が地味で暗い。 全体にここぞといった山場が無いので退屈なのは確か。 特に、ホアキン・フェニックスの役柄が中途半端だ。 もっと、野心を持った冷酷なキャラに脚色されていれば盛り上がったかも。 ああ、それじゃリアルさに欠けるのか〜。 新旧のオールスターキャストは見応えある。

  • a_e********

    4.0

    良かったです。

    単なるチンピラものかと思いきや、良く練られた社会派ドラマでした。緊迫感も有って、見ごたえ十分でした。

  • ☆希望の星☆

    4.0

    絶望感漂う…

    私は楽しめた 俳優の顔ぶれに大いに期待して見始めた 以前“エヴァの告白 ”を見て以来ファンの監督ジェームズ・グレイの リアリズムの追求 独特の雰囲気がある映画 ストーリーはもちろん大事だが 雰囲気に浸っていた また なんということもなく最後まで目を離せせなかった 裏社会から 足を洗うのは 至難の業 良い悪いではなく そこの生きるしかない人間の生き様 シャリーヌ・セロンはきれいなのに  いつも不幸な結果になる役ばかり…似合っているというか 俳優マーク・ウォールバーグのいつも割り切れない 納得してない表情こそが 最後の行動につながる伏線

  • gog********

    4.0

    佳作

    私は大変楽しめました。 地味だし、スカッともしない。 でも良かった。 人間そんなに単純じゃない。 善悪、清濁入り混じった内面を ありのままに人間らしく 表現した佳作だと思います。 主人公はヒーローじゃない。 悪役だって純粋なところを秘めてる。 ちょーしこいて不相応な悪に手を染めたら 引き返せなくなった。 政治家、社長、警察の大人っぷりに よりリアルさや怖さを感じました。

  • nny********

    3.0

    まあ飽きない佳作

    パーフェクト・ストームでしたか、最近出てきたあの男優と、往年のジェームス・カーン、フェイ・ダナウエイ、あとエレン・バーステインだったと思いますが出てますね。地下鉄車両のメンテ会社と市政の癒着が話しの主軸、に友情、従妹/彼女への憧れがミックスされて、まあ飽きない佳作程度には出来ています。 V02.09.28

  • uso********

    2.0

    ネタバレ暗くて重い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • eig********

    5.0

    ネタバレかなりの秀作!!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • aki********

    2.0

    コンプライアンス

    出演者は今から思うと豪華なんですけど、あまりおもしろくなかったです。 「裏切り者」っていう邦題もどうかと思います。 主役のマーク・ウォルバーグがあんまりかっこよく見えないので困ります。すごくマザコンだし、かといって母を守るために戦っているわけでもない。 敵方は会社を守るために戦っているわけで、それに対抗するような守るものが主役側にもほしいところです。 それなくして単なる義憤で戦っても迫力で相手に負けてます。 黒髪ショートのシャーリーズ・セロンは若々しくて魅力的ですが、非常に添え物的っていうか、ストーリー上は物語を大きく揺さぶる梃になるべき位置づけなのに、演出上はあまりにどうでもいい人の扱いなので、ヌードにまでなっているのに気の毒です。 ホワキン・フェニックスがヒスパニックの上昇志向の強い若者役で、悪に手を染めていくことも全然平気なのに、途中からすごく葛藤を始めるのが変です。最初から葛藤するか最後まで悪を貫くかどっちかに徹底していただきたいものです。 そこに端的に現れているのですが、企業の不正行為に対してそれを批判しつつも仕方ないんだよと擁護するような中途半端さが、この映画からカタルシスを奪っています。 もとより絶対的な悪人が悪を行ない、絶対的な善人がそれを裁くといった、「遠山の金さん」みたいな展開を期待しているわけではないのですけれども、現代という時代や社会の闇の部分を描くのなら悪にも魅力がなくてはいけないし、善にも大儀がなくてはいけません。 どちらにもそれなりのパワーがあってそれがぶつかりあうという対決になってほしいのですが、どちらも腰が引けていて、まあそれがリアリズムということかもしれませんが、私にとっては不満でした。

  • www********

    4.0

    ネタバレ評価の低さに負けずに観て良かった

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いやよセブン

    4.0

    豪華な出演者で描く実録モノ

    自動車泥棒で服役していた主人公がマーク・ウォールバーグ、その母がエレン・バースティン、母の妹がフェイ・ダナウェイ、その二度目の夫で地下鉄工事請負会社社長のジェームズ・カーン、最初の夫との間に生まれた娘で以前主人公と恋仲だったのがシャーリーズ・セロン、その社員で談合担当、主人公とは親友でシャーリーズ・セロンと婚約目前の間柄なのがホアキン・フェニックス。 ニューヨークの地下鉄工事入札に絡む談合と汚職事件だが、どこの国にもありそうな話だ。 実話なのであまりスカッとはしないが、これだけの役者を揃えられると、観ていて安心だ。

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