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Dr.Tと女たち (2000)

DR. T & THE WOMEN

監督
ロバート・アルトマン
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2.52 / 評価:50件

解説

 Dr.Tはダラスの産婦人科医。ハンサムでその上女性の悩みを親身になって聞いてくれることから、医院はさまざま思惑を胸に秘めた女性たちで毎日大盛況。婦長のキャロリンもDr.Tへの密かな想いを抱きながらこの殺人的スケジュールを嬉々としてこなしている。家に帰れば、愛妻ケイトとの間に二人の娘ディーディーとコニーがいて、さらに義理の妹ペギーも3人の幼い娘を連れて出戻ってきている。挙げ句に、ゴルフ場で魅惑的な女性ブリーと出会い特別なものを感じるDr.Tだったが、やがて思いもよらない事態が次々と彼を待ち受けていた……。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「Dr.Tと女たち」─「こうありたいね」と「これだけは勘弁して」に泣き笑い

アルトマン映画の主人公が、モテモテだけど妻一筋の産婦人科医、しかも演じるのがリチャード・ギアと聞いただけで(その一筋縄ではいかないはずな組みあわせに)なぜかにやけてしまうのは私だけではないでしょう。

そして映画は実際に、妻の精神の変調、2人の娘の確執、結婚、レズ疑惑、更年期な女たちへのほとんどカウンセリングな診察、あからさまな誘惑、そして自身の不倫と、男はこうありたいね/これだけは勘弁してほしいの両方を放り込んで、翻弄される男の姿はおかしいやら身につまされるやら。旧約聖書のモチーフがどうとか、豪華女優陣がどうとか、様々な語り所があると思うのだが、要はこれ、ジジイの艶笑コメディなのだ。それもものすごく元気なエロジジイの。しかも、矛盾するようだが、だからこそジジイくさくもないし、ありがちだけど絶対に誰も予想しないという見事なオチまで、実にお見事。

しかしポイントはやはり、そんな洗練エロジジイ(と勝手に命名)の手のひらで、「リチャード・ギア」を逆手に取ったキャスティングを、リチャード・ギア自身が喜々として演じていることでしょう。ようやく、男のファン層を広げるような気も。(松久淳)

12月29日より、日比谷スカラ座2ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/12月27日]

映画.com(外部リンク)

2001年12月27日 更新

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