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息子の部屋

息子の部屋

LA STANZA DEL FIGLIO/THE SON'S ROOM

99

beethoven

5.0

「奇跡の積み重ね

で実は日常はきっと成り立っているのだから・・・今日もありがとう。あしたもよろしくね!」 って一日の終わりに息子と娘に近頃、就寝前に言っていたわたし。 なのについ先日早朝意見の相違で、産まれて初めて息子が家を出て行ってしまいました。 「ママも○○ちゃん(娘。彼にとっては妹)も大好きだけど、ごめんなさい。」って残して。 母としての、どうしても譲れない部分みたいなものが招いた結果のため、その部分さえ意固地にならなければよかったのにと悔やみました。 四日間、何をしても嗚咽してしまいました。 まな板の上でで食材を刻みながら、どうか息子が帰ってきますようにと祈り、 なんと自分勝手な願いだろうと恥ずかしくなりました。 五日目に手紙が届きました。 「こんな僕でもいないと何か不自由していませんか?近いうちに一旦帰宅して今の状況をお話します。」 現在また自宅から通学しています。 自分の作った料理を美味しいと食べてくれる子供たちが目の前にいるだけで幸せ。 いつか遠い、近い、将来・・ここを離れていくのだから。 今日も奇跡の一日に感謝して大切に送ります。 この映画は自分の戒めになるかと思い借りて観ました。 やさしくいつくしみに溢れた映画でした。 最後にまだごくごく若い少年少女のヒッチハイクの旅に、無事にね、と 祈るような気持ちで見送りました。

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