作品レビュー(2件)
- いやよセブン
3.0点
モール・フランダース(アレックス・キングストン)は孤児だったが、裕福な市長に引き取られる。 美しい女性に成長するが、これが運命を左右していく。 市長宅の長男に騙され、純情な次男と結婚するが早く亡くなってしまう。 ロンドンに出て、遺産を相続したぐうたら男と結婚、遺産を食い潰す。 次にであった男とアメリカに渡るが、義母からとんでもないことを知らされる。 ロンドンに戻り、運命の男(ダニエル・クレイグ)と結ばれるが・・・。
- nfk********
4.0点
絶対面白くないだろう…と思ってみたら、意外と面白かったですw 予備知識として知っていたのは、原作が「ロビンソン・クルーソー」のダニエル・デフォーということと、ダニエル・クレイグが全然似合わない長髪とフリフリブラウスを披露しているということだけ。 「ロビンソン・クルーソー」は幼少時の愛読書でしたが、こちらの本については全く知りませんでした。DVDのジャケットと題名から判断して、「中世の激動の時代に翻弄される悲惨な女性…『アンナ・カレーニナ』とか『危険な関係』のような感じなのだろう…」と覚悟して観たんですが…全然違いました。 結婚相手の女性にはまず財産の有無を求められる時代、女性が収入を得るなら盗みか売春しかなかった時代… 私が無知なだけかもしれませんが、こういう時代を舞台にしたもので、こんなにも積極的に幸せを自分から求める女性を描いている作品があったんだなあ~と驚きました。 原作が発表された時は相当な話題作だったんではないでしょうか? 今で言う、ワーキングガールもののはしりのように私は感じました。 まあ、時代背景がこれなので、倫理的には間違ってることを沢山していますが…(^^; 傑作とか感動するとかいうものではありませんが、 180分のうちダニエル・クレイグはほんのちょっぴりしか出てこないけど、私は飽きず楽しめました。 ダニエルの作品は重たい作品が多いので、割と明るめ(軽めとも言う?)のこの作品は貴重かも? ダニエルの全然似合わない長髪とフリフリブラウスと共に、ネタ的に楽しむのが吉かと思いますw 余談ですが…これはまあいいから、ダニエルの作品「some voices」をはやくDVD化してほしいですねえ~…
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