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映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 (2002)

監督
原恵一
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  • みたログ 2,519

4.53 / 評価:1,082件

お前、逃げるのか!?

  • yuy***** さん
  • 2019年7月30日 0時32分
  • 閲覧数 850
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

「お前偉いんだろ!?だからこんなことになったんだゾ!なのに逃げるのか!?」
「全部お前のせいでこうなったんだゾ!逃げるなんて許さないゾ!」

現代社会において、誰しもこの台詞を聞かせたい人が1人や2人はいると思います。
こんな台詞を、自分よりずっと大きくて身分の高い大人に言ってのけるしんのすけはまさに胆力の塊であり、人間として最も失ってはいけない姿の象徴ではないか、自分はそう思うのです。

普段映画を観ることは少ない自分ですが、原恵一監督という人物は、映画にメッセージ性を込めるのがとても上手な方だと思います。
この前年に公開された「オトナ帝国の逆襲」においてはこんな台詞が出ています。
「今の日本にあるのは、汚い金と燃えないゴミくらいだ」
「外の人間(21世紀に生きる人間)は心が空っぽだから、物で埋め合わせをしようとする。そうやっていらないものばかり増えていく」
冒頭の台詞と同じように、心を抉られるような感覚を覚えた方は多いと思います。
映画の中で無理なく自然に、けれど誰しもに伝わるようにこれらのメッセージを入れるってとんでもないことではないでしょうか。

この映画に対して「子供向けではない」「クレしんである必要がない」と低評価をされる方がいます。
しかし、自分は思うのです。
「今後を担う子供が多く観るからこそ、決して手抜きをせず大人が伝えられる本気のメッセージを伝えるべきではないだろうか?」
「子供向け=適当なギャグや下ネタでお茶を濁すだけなのだろうか?」

子供相手だからこそ、大人の全力をぶつける作品もなくてはならないのではないでしょうか。
そしてその媒体として、誰しもが知っている国民的アニメのクレヨンしんちゃんというのは最適だと、自分はそう思います。

ストーリーや演出について、過去にレビューしている多くの方々が仰っているように、最早自分がとやかく言う必要はないでしょう。
オトナ帝国と並ぶ紛れも無い「クレしんの最高傑作」です。

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