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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(11件)


  • sss

    2.0

    イマイチ

    面白さも低いし驚きも大してない。 前回よりも内容が薄い。 /3.5(202108)

  • hor********

    4.0

    不思議なものを不思議なままに

    オウム真理教(アレフ)の密着ドキュメント。 物理的に信者の住居に入り込んでいるものの、信者、住民、警察、右翼、マスコミなどとおおむね等距離に間を置いている姿勢がジャーナリストとしてすばらしいと思う。 この映像の中で信者が「救済」「現世」という言葉を使う時がある。彼らは、それがポアの概念を含有することを重々承知で言っている事が画面を通してじわっとこちらに伝わってくる。恐怖でぞわっとする。まるで貞子がTV画面から這い出して来るような恐怖感だ。 宗教に身を投じた者、出家した者の覚悟と狂気をもってすれば、一時にボルテージが上がる住民運動など、わずらわしいけどまあ現世の事なのでどうとでもなるものなのだ。 信者の心の奥底において教祖の正当性はゆるぎない。世間一般に対する表現としてオブラートに包まなければならない時ちょっと困惑する事はある。 そういう本音を密着取材の末あぶりだしている。秀でた取材力と画面力だ。 まとめ:融和と言うは安けれど。

  • stanleyk2001

    3.0

    漂流する教団

    「A2」2001 1998年の「A」の続編はコンテナボックスから始まる。コンテナボックスに入っている大量の荷物はオウム真理教本部の資料やビデオなど。本部の移転のため荷物を取りに来たのだ。 撮影している森達也監督は信徒たちに尋ねる「これ本当に必要なものなの?」資料価値もないものも含まれていたのだろう。 映画では数回にわたるオウム施設の移転。移転に反対する地域住民の反対運動。そしていつの間にか反対派住民と信者達の間に生まれた交流が描かれる。 「オウム真理教は殺人集団だが、あんた個人はいい奴だよ」(反対派住民) 幾度か移転していくオウムの後継組織アレフなどが施設を構えると近くに地域住民の詰所と警察官の仮設詰所が出来上がる。 森達也監督が麻原彰晃(本名・松本智津夫)の三女アーチャリーこと松本麗華(りか)にインタビュー。途中で麗華は「散歩に行こう」と外に出る。警察官の詰所に立ち寄り警察官と談笑する。 テロ事件の首謀者の娘と彼女を監視する警察官が冗談を言い合う。事実は小説より奇なりとは本当だ。 しかしそんな牧歌的な風景ばかりではない。オウムが入居した横浜のマンションに右翼団体が押し寄せる。マンションを警備している警察官に詰め寄って「オウムの連中と話をさせろ!」と凄む。右翼というより暴力団に近い。詰めかけた右翼はオウム信者達に言葉の暴力による私刑を行いたいだけなのだ。右翼の一つ一つの言葉に取り合わず「お引き取りください」だけで対応する警察官の方には同情と尊敬すら覚える。 教祖と幹部を失い漂流する教団。 「こういう所に来る人は弱者が多いんですよ」(信者) ヘッドギアを装着して小刻みに痙攣している信者。台所で信者がマッシュポテトの粉末を見つけて狂喜している。水を加えて味見をして「これなかなかいける」と顔を綻ばせる。一口食べた森達也監督は「君たちね、これはクソ不味いよ」という。 物質的快楽を絶って修行をしているというわけではあるまい。在家信者が減少して資金に事欠いていたのだろう。 そして上祐史浩氏が3年の懲役刑を終わって出所。出所した上祐史浩はオウムの後継組織アレフを率いていたが非麻原彰晃路線を打ち出して他幹部の反発にあいアレフは分裂した。 「A2」が公開されて今年で20年。世間にオウム真理教の名前が出る事も久しくなった。今20代の人達はオウム真理教と彼らが起こしたテロ事件を信じられないかも知れない。リアルタイムで報道を見た私も信じられなかった。当時も今も。 地下鉄サリン事件が起きた1995年といまの大きな違いはインターネットが普及した事だ。特にスマートホンとSNS。オウム真理教の様な集団を聞かないのはネットが普及して情報が手に入りやすくなったせいかもしれない。もちろんSNSには否定的な側面もあるだろうけど。

  • aco********

    5.0

    ネタバレ問題はこの社会で今も反復している

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • FM TOWNS

    3.0

    ”糸の切れた凧”のよう…

    マスコミが作り上げる過度な「凶暴性」とはギャップのある現在のオウムの状況。 しかし、彼らの起こしたテロ信仰は、今も忘れることができない”日本国民の傷” 映像からは「熱狂的な信者」というよりも「行き場のない信者」と言った印象で、 熱狂的な信仰を司る”教祖”がいなくなった教団は、”糸の切れた凧”のよう… 彼らは一体どこに”着地”するんだろう。 そもそも”着地”は許されるのだろうか… 追記:これ2作目だったんですね。1作目をみていないので、    オウムの変化を理解できていないかもなので、    機会を見て1作目も確認したいと思います。

  • ree********

    5.0

    帰ってきた麻原彰晃

    帰ってきたヒットラーが今静かに話題を呼んでますが、今改めてオウム真理教をかえりみると、殺人テロと見てしまう見方と宗教から世界を変える思想の見方に別れます。 時間がたてばたつほど笑わせて、なんか愛嬌があります。決して一人一人は悪くないのに あるシーンで、弱い人間を全て受け入れるのが宗教だと話していました。 今、現代で個人で、目をそむけたくなる嫌な事件を、ニュースで見ます。 みんな弱い人間です。 確かに尊師は悪です。でもなかなか死刑が実行されないのは、 何か目に見えない正義も隠れているからではないだろうかとも思います。 人間には表と裏があるとしたら、多分 ストレートに表の直球勝負でココロを動かしていたから、 気持ち良く受け入れられたと思います。 話しが長くなりましたが、後者の意見を受け入れる ところもあります。 今の世の中になる事を予見した事を推測すると複雑です。

  • sir********

    4.0

    それでも超えられぬ「壁」がある。

    善人だっていると思う。 引くに引けない信者の身の上もあると思う。 善良無害な純粋な修行者もいると思う。 とても微笑ましいシーンもあった。 しかし、いつもふと考えてしまうのが、 「でもこの人たちも、麻原に言われたら『ポア』しちゃうんでしょ?」 ということ。 彼ら自身が、過去に行った事を受け止めない限り、彼らと共生することは難しい。

  • abu********

    3.0

    数年間での変化

    「A」から数年経ったこともあってか、 人々の変化といったものが見てとれますね。 住民との和解のシーンや、 オウムでていけ集会の様子、 右翼の人の一面や、同級生との会話等々、 とても興味深かったです。

  • どーもキューブ

    3.0

    ネタバレ貼られた悪それでも人

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tod********

    4.0

    ネタバレ片面が全てである見方は仕方ない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • dub********

    4.0

    悪側からの目線

    オウムの内側から撮影されたドキュメンタリーの第2弾 住民の反対運動、右翼、警察、マスコミ・・地上波のテレビから映し出されるステレオタイプのイメージがいかに薄っぺらな物か実感する。 たしかにオウムは凶悪犯罪を犯した団体である。それだけに一方的なイメージが先行してしまう危険性があり、この映画のようにどちらかと言うとオウム側から撮影された映像も見る価値は充分あると思う。感情的に許せない人もいるだろうがそれでは何も見えてこない。

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