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マジェスティック (2001)

THE MAJESTIC

監督
フランク・ダラボン
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3.92 / 評価:707件

解説

 1951年のハリウッド。新進の脚本家ピーターは見事ハリウッドデビューも果たし幸福な時を過ごしていた。しかし、ふとした誤解から当時猛威をふるっていた赤狩りの標的となってしまう。絶望したピーターは、当てのないまま車を走らせ、やがて橋の上で事故を起こして川に転落する。見知らぬ海岸に流れ着いたピーターは、偶然通りかかった老人に助けられ、彼の住む町ローソンへとやって来る。事故のショックで記憶をなくしていたピーターだったが、町では第二次大戦に出征し行方不明になった町の英雄ルークと間違われ、大歓迎を受けるのだった……。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

(C) 2001 Warner Bros. All Rights Reserved.
(C) 2001 Warner Bros. All Rights Reserved.

「マジェスティック」─ダラボンなだけに、ダラダラ長いなんて駄洒落もあるが…

名前がフランク・ダラボンだけあって彼の映画はダラダラ長い。ナンテ駄洒落を言う友だちがいるが、確かに長いね。前作「グリーンマイル」が3時間、今度の「マジェスティック」も2時間33分だ。でも、ダラダラ長いってのはちょいと違うと思う。ダラボンはキャラクターの感情の機微を丁寧に描くから必然的に映画が長くなるのだが、それこそが、観客をストーリーに引きずり込む彼のテクニックなのだ。文句を言いながら、結構泣かされた人も多いはずよ。

この映画で言えば記憶喪失になったジム・キャリーを助ける町の人々の真意がポイントだ。彼が戦争で行方不明になっていた映画館の息子と瓜二つだから、奇跡の生還と受け入れられるのだが、皆が皆そう信じたわけではない。この町はたくさんの戦死者を出して、その悲しみ、心の傷があまりに深かったから、そこから立ち直るには、奇跡の生還という希望が必要だったのだ。その切なさがドラマの土台を支えているのがいいと、私は思う。フランク・キャプラの受け売りだという批判もあるが、受け売りだってここまでやれば上出来じゃない。善意や優しさがストレート過ぎて、気恥ずかしくてついていけないってのは、分かる気もするけど。(森山京子)

6月22日より、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

[eiga.com/6月25日]

映画.com(外部リンク)

2002年6月25日 更新

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