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タイムマシン (2002)

THE TIME MACHINE

監督
サイモン・ウェルズ
ゴア・ヴァービンスキー
  • みたいムービー 83
  • みたログ 2,365

3.03 / 評価:481件

VFX Killed SienceFiction .

  • cerbros_elf さん
  • 2014年12月16日 16時58分
  • 閲覧数 1019
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この監督なんと原作者Wellsのひ孫だそうですねぇ…

さて…
誰が何を考え、どのような思考を持っていたのかは最早わかりませんが
出来上がった本作は残念ながら駄作もいいところです。

19世紀末の時代考証からはじまり2030年代の近未来
そしてはるか未来とビジュアル面は及第点です。
そしてテンポよく飽きさせない脚本も見やすいですが
エンタメとしてのスキーマを固めすぎてしまったがために
この映画は原作の持つ"本質"を完全に見失っていると言っていいでしょう。
(まぁ映画は原作に忠実である必要は無いのですが)

エンタメに振るなら振るなりに原作無視して中身があろうと無かろうと
見ていて面白いストーリーにしちゃえばいいんです。
SFの古典ですから"お話の流れ"そのものは今時面白いはずもありません。
既に何度も書いていますが”SF小説”の本質は
ありえないFictionの舞台を用意することで人間の内面を浮き彫りにする
ことにあります。
本作の原作ももまさにその典型でありそれゆえ名作であるわけですが
主人公の内面の葛藤や変化を描かずしてストーリーだけ進んでしまっては
元も子もありません。
何ゆえ単純かつ厚みの無い"あらすじ"だったのか肝心要の部分が
抜け落ちてしまってるわけです。

エンタメSF映画として評価できるものにするためには
もう少々ストーリーにひねりを入れてお話自体を面白く
する必要がアリ、ストーリーそのままならば
きちんと"本質"を描ききるべきだったと言えます。

本作は原作の"あらすじ"を21世紀のVFXで可視化しただけの
作品で、大した意味がありません。
サイモン! おじいちゃんが天国で泣いてるぞ。

詳細評価

物語
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音楽

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