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華の愛 遊園驚夢

華の愛 遊園驚夢

遊園驚夢/PEONY PAVILION

120

mak********

3.0

儚くも美しい、夢のよう。

1930年代の中国・蘇州。 かつて得月楼の歌姫として、多くの男たちを魅了したジェイド。 夜な夜な饗宴に沸く富豪・ロン家に嫁いだジェイドだったが、没落の危機に面し、 アヘンに溺れる主人の愛をも失った彼女にとって、心の拠り所は従姉妹のランだった。 ランもまた、ジェイドの美しい儚さに惹かれ、彼女を放っておくことができずにいる。 やがて、遊園は終わりを告げ、ジェイドはランのもとに身を寄せるのだが…。 モスクワ国際映画祭で、宮沢りえが最優秀女優賞を獲ったので、公開前から日本でも話題になった作品です。 あいかわらず楊凡の作品は耽美!!その映像美はさすがだと思う。 けど、女優賞っていうのは、いまいちピンと来なかった…。 私が日本人だからか?宮沢りえは、すごく綺麗だったけど、北京語の台詞も、ずっと吹き替えだったし。 たぶん、西洋人は、あの美しさに見とれちゃったんだろうなぁ~。 かつて香港映画界を代表する「顔だけのセクシーアイドル女優」だったジョイ・ウォンが こういう文芸作品で評価されるのは、感慨深いものがありました。 ストーリーは、ずっとワンテンポで、ちょっと眠かったです。 「華」=ジェイドの愛は、報われたような、そうでもないような。 ダニエル演じるシンは、悪い人じゃないんだけど、嫌な男ですね(笑)。 儚いのに時々、小悪魔になるジェイドは確かに魅力的で、ランじゃなくても魅了されてしまいそうでした。

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