なごり雪
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(30件)
- 週末社長ゆず
1.0点
通常エンディングで登場するはずの必殺技を最初に使うという荒業! 空気を読まない演出にガッカリ。 しかも下手くそな歌を延々聞かされる。 俺のカラオケの方がよっぽど上手。 歌も下手だが、演出も下手! 退屈な長台詞が延々と続く! 名曲の歌詞を無理矢理、映画化したんだが、 歌詞の解釈はそれぞれの心の中にあるのに 決め打ちされるのは不愉快。 ただ若い時の宝生舞のオッパイが拝めたので高評価つけたいところ。 さらに長澤まさみが出演してるのにビックリ!
- oir********
1.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mos********
5.0点
地方人の感慨として、東京へ出た同期が、まぶしい──というのがある。 男は栄進し、女はきれいになる。 知らない人であれば、きれいとは思わないかもしれない。 でも、知っている人だと──都会へ出て、洗練に浴して、変わった=きれいになったと、すごく感じる。 これは、卑下のような気分でもある。 臼杵と東京を行き来する祐作が、そのたび駅で雪子と別れを交わす。 そのときの雪子の発言がなごり雪の歌詞「春が来てきみはきれいになった、去年よりずっときれいになった」に重なる。 ただじっさいには、雪子はこう言う。 「~わたしあなたに約束するわ、わたし今はだめだけど、来年の春までに、きっときれいになる。うんときれいになってあなたを驚かせてあげるわ。だから、帰ってきて。こんどこの駅のホームで会うとき、あなたは言うわ。きっとこう言うわ。春が来てきみはきれいになった。って。去年よりずっときれいになった。ってね。」 東京へ出たのは祐作で、臼杵に残るのは雪子である。 雪子にとって、祐作は、どんどん離れていく、都会人である。 その位相があるかぎり、雪子はさいしょからかなわない恋を望んでいる──と言える。ひたすら純情に、祐作に思い焦がれている。 が、じぶんは田舎でしおれていくだけだ。およそ彼女自身「きれい」にはなれないと、うすうす自覚していたに違いないのである。 自覚していながら、いわば壮語のように「きれいになる」と約束する彼女の気持ちを思うとき、不憫でやるせない。 駅で別れる場面が数回あり、その都度、祐作は遠くへ離れていく。 とてもやるせない。 とうてい歌から翻案されたドラマとは思えない厚みがあった。 あえて連想すると「距離」が新海誠の諸作品思わせる。きみに読む物語のようでもある。多少飛躍するとブロークバックマウンテンのようでもありペパーミントキャンディのようでもある。新しくないけれど、古くない。そして古くならない。 大林宣彦監督のほかの作品同様、役者たちに演劇風の演技を課している。雪子のそれが、彼女の不器用と薄幸にしっくりと合っていた。記憶に残るヒロインを演じた須藤温子だったがその後鳴かず飛ばずで、ついぞ聞かない。 日本語に慟哭という言葉がある。 その泣き方で泣く人を見たことがない。 この映画のラストシーンのベンガルを除いて。 やるせない。悲しい。 Underratedもしくは認知度が低すぎる名画。 ここから理由へ続く00年代初頭は大林監督の絶頂期だったと思う。
- nekome
3.0点
うーん、人それぞれの感じ方があって、 ピッタリ合った人の高評価なのかなぁ。 観ながら気付いたのは、夜道を歩くシーンや、田舎町に洋風の家の窓 なんかは原田知世版の「時をかける少女」を散りばめた感じだった。 あとは長澤まさみのチョイ役と宝生舞のヌードに驚いたかな。 セリフ口調をわざと棒読みにさせるところが昭和を感じさせる。 純文学タッチなので淡々と進んでく感じ。 よって、こいつら本当に友達同士なのか?と疑ってしまうほど 笑いがない。熱さもない。ただ、ロケ地はノスタルジックで良い。 きっと自分の心境で良さも変わる作品だと思います。
- gre********
3.0点
ネタバレなごり雪
このレビューにはネタバレが含まれています。
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