あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(11件)
- 一人旅
5.0点
ネタバレ無垢であることが罪なのか
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 柚子
1.0点
ネタバレ吐き気が…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - neu********
4.0点
1950年代のアメリカ・アイダホ州、どこまでも広がる農村風景、そこに根付いた文化的保守主義社会を背景に、一人の少年の妄想と狂気が次第に大人達も飲み込み、コミュニティ全体に伝播してゆく、印象的メタファーと鮮烈なイメージに彩られたアメリカン・ゴシック・ホラー、 監督・原作はイギリス人アーティスト、フィリップ・リドリー、異邦人としての俯瞰した視点から静謐に、時に残酷に描写した美しい映像は、後に「ターナー、光に愛を求めて」を手掛ける事となるディック・ポープが撮影を担当し、光と闇を巧みに画き分けるその手腕でアンドリュー・ワイエスの絵画の様な美しい映像を作り上げている、 フィリップ・リドリーは映画を監督するより前から小説家・戯曲家・画家として活動しており、この映画の原作でもある小説「柔らかい殻」の他に「恍惚のフラミンゴ」など、文学者としても素晴らしい作品を残している、構造的には、他者との異差から生じる抑圧、その幻影から逃れ様とする登場人物の強迫観念的な主題を、子供・ゲイ・マイノリティ、の視点から画く事が多く、この映画もワイエスの世界をそのまま映した様なアメリカ原風景の、遥か彼方まで見渡せる開放的な地理的状況とは正反対の文化的保守主義思想に囚われた思想的密室環境を舞台に、少年の無垢であるが故の残酷さと、地域に囚われ続ける人々との関係をリアリズム的描写で画きながらも、全体を覆う白日夢の様な幻想的な美意識に彩られた美しくも残酷な物語である、 またリドリーは画家としては、トランスアバンギャルディア風のどこかエンツォ・クッキを思わせる不思議なタッチのペインティングを制作している、当時この映画「柔らかい殻」はデヴィッド・リンチの影響を指摘されたが、画家としても彼から大きな影響を受けている様だ、こちらもなかなか味わい深い作品である。
- nyj********
3.0点
子供の思い込みが事件をどんどんと悪い方向に導いて行っている。変な感覚の映画である。カエル爆弾で血まみれになる吸血鬼風美女、ホモの疑いで焼身自殺する父親、殺された小年の代わりに話しかけているキミ悪い胎児人形、うさん臭いものばかりなので黒塗りカーの男達の存在が非常に薄くなっている。ばかにされた気もするが面白い作り方である。大変小粒でちょっと風変わりなミステリー映画でした。
- oce********
3.0点
冒頭から子供たちはカエルを使いいたずらを企む。 道を歩く女性にカエルの死骸の血飛沫を浴びせることに。 女性はわめき叫ぶが、一人の子供だけ心配そうに見つめている。 このOPからやたらとホラー調の演出が続く。 普通に悲劇的なドラマと思っていたが、こうもドラマチックな音楽を不必要なほどに入れていく演出は一体何なのか。 監督は小説家であるらしく自身が書いた脚本をそのまま監督も兼ねている。 そのせいか何気ないシーンでも大音量を聞かせたりという、いちいち驚く構成。 感情表現が巧みな子役ややたら恐ろしい母親。若かりし頃のヴィゴ・モーテンセンなどが好演しているのが残念なほどかき消されている始末。 やっぱり監督は専門の人に任せるべきだった。
スタッフ・キャスト
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