軍旗の下に

IN WHICH WE SERVE

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軍旗の下に
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)

パニック33.3%コミカル33.3%切ない33.3%

  • カーティス

    3.0

    庶民に寄り添うプロバガンダ

    第二次大戦下のイギリスで作られたプロバガンダ戦争映画。ある戦艦が沈没するところから物語が始まり、船員とその家族の物語を回想形式で描いていく群像劇。 プロバガンダ映画ではあるのですが、高圧的・好戦的なところはあまりなく、とことん庶民目線・現場目線で物語が進んでいきます。ホームパーティーのスピーチで戦艦への愛憎をにじませる水夫の妻や、空襲時に家を見捨てるかどうかをめぐる嫁姑の対立、戦闘中に恐怖から持ち場を離れてしまう新兵などなど…。 とはいえ、プロバガンダ映画なのでもちろん戦争の意義については説明がなされますし、けっして反戦厭戦というわけではありません。ですが、戦争への恐怖や不満といった人々の本音をさらけだしつつ、戦時下を懸命に生きる人々をよく描写できていると感じます。 なかなかよく出来た映画なのですが、回想形式なのに回想している人物以外のエピソードがしょっちゅう介在するため、とりとめのない構成になってしまっていました。そこは残念。 監督は『アラビアのロレンス』で有名なディヴィッド・リーンと、ノエル・カワードの2人。リーン監督は本作が処女作。よく出来ているな~と思う反面、共同監督なのでどこからどこまでが彼の手柄かわからないため、個人的にはとくにいうことはないです。 どちらかというと、もう一人の監督であるノエル・カワードの凄さを感じました。なんと彼は本作で1人4役もこなしているからです(監督・主演・音楽・プロデューサー)。これだけ兼任しているとどれか一つはボロが出そうなものですが、作品を見る限りそのようなこともなく、データをみる限り、興行的にも成功しているようです。器用な人がいたものですね。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

NY批評家協会賞第8回

作品賞

基本情報


タイトル
軍旗の下に

原題
IN WHICH WE SERVE

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日
-