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竜馬の妻とその夫と愛人 (2002)

監督
市川準
  • みたいムービー 51
  • みたログ 431

3.11 / 評価:91件

愛するってそういう事

  • ぶち さん
  • 2008年9月30日 16時16分
  • 閲覧数 502
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

泣きました。
2回観て、2回共同じ場面で号泣しました。

内容は、タイトルを見てお分かりの通り あの!坂本龍馬
の妻であった女・おりょう(鈴木京香)と、後にその女
の夫になる男(木梨憲武)と、龍馬の妻と恋仲になる愛人
(江口洋介)とが織り成す複雑な関係を描いた作品。
時代設定は龍馬が没後13年経った頃のお話し。

見終わって思ったのは、人を愛するってそういう事なん
だな・・・って事。

時代は変われど 人が人を本気で愛すると、誰もがこう
なるものなんだな・・・と

龍馬が暗殺され、最愛の男性を失った事で生きる術を
無くし、自らの生き方すら見失い、酒に溺れ、
”龍馬の妻”として気高く強く、凛として生きていた
おりょうが、おんぼろ長屋で貧乏暮らしをいている男
と一緒になる・・・

龍馬とは生き方も性格も風格も違う男と一緒になった
おりょうだけど、ただ 惰性で誰でも良かった訳では
ないと感じた。

それは おりょうの後の夫となった男性の、情けなさ
や格好悪さをも超越した 切ないくらいの深い愛情が
あったからこそだと思う。

龍馬が居なくなった後のどうしようもない心の隙間を
埋めてくれるだけの愛情を、彼は持っていた。

彼はおりょうが自分に本気で惚れてくれてはいない事
を分かっていたし、自分にも自信がないから ただ一緒
に居てくれるだけで良かったんだと・・・

他に男を作って出て行こうとするおりょうを引き止め
ようとする彼の必死でありながらどこか滑稽で切ない
取り乱しぶりも、彼女を愛するが故・・・

そして色々あった後 やっぱり一人になろうと 彼の元
を去るおりょうの背中に向かって涙ながらに叫ぶ彼の
口から出る言葉の一つ一つが本当に心に染み入る・・・

涙なくしては見られないシーンです


そして そして、そんな切ない恋物語でありながら要所
要所で雰囲気を変え、笑いをもらたしてくれるのが
抜群の間とセンスを見せる中井貴一の素晴らしい
コメディアンっぷり

私個人的には”恋愛映画”として見てしまいましたが
この作品そのものはコメディに分類されているので
しょう・・・それは間違いなくこの中井貴一の実に
見事なおバカぶりと木梨憲武とのコンビ・かけ合いの
素晴らしさのたまもの。

恋愛映画として観るか、コメディとして観るかは
観る側の”今”のメンタルモードにかなり左右される
のではないかと思います

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 悲しい
  • 切ない
  • コミカル
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