龍馬さん、あの時シビれてたんだ(笑)
- ジャックバウアー さん
- 2010年8月8日 10時23分
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- 総合評価
三谷幸喜原作・脚本の舞台の映画化。
これだけで興味津々、しかもネタは旬な坂本龍馬。
ですが、話は龍馬が死んで13年後の設定。
さすがは三谷幸喜、面白くウィットに富んだストーリーです。
ただ、映画としては時の流れがゆっくりで、起伏が少ない感じ。
舞台版の方がきっと面白いだろうな~と感じました。
映像は監督のセンスなのか、ときおり関係ないけど美しいシーンがちりばめられています。
メインのキャストはほぼ4人。
龍馬が愛した妻のおりょう(鈴木京香)
おりょうの再婚相手のダメ男(木梨憲武)
坂本龍馬似のおりょうの愛人(江口洋介)
坂本龍馬を崇拝する元部下(中井貴一)
この4人の繰り広げる演技合戦が最大の見所。
憲さんも実力派俳優を向こうにまわして頑張ってました。
特にうれしい時の表情がいいです。
そして、あいかわらず飯を食う時の表情は秀逸。
ご飯をおいしく食べる表情では、彼よりおいしく見える人はいません。
中井貴一のコメディっぷりも楽しいし、
正体がわかってからの江口洋介の変わりっぷりも面白い、
鈴木京香の寂しさと艶っぽさもお見事でした。
最後のオチもなかなか興味深い。
坂本龍馬暗殺。
いくら不意を突かれたとはいえ、簡単に殺されちゃったなあと思ってましたが、
こんな隠された秘密があったとは(笑)。
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