ヤンクス (1979)

リチャード・ギアの相手役リサ・アイクホーンが美しい
声も可愛い
彼女の設定もいい
つまり、気高いイイとこのお嬢様ではなく、実家で商売している庶民の娘役


イギリスの町に入ってきたアメリカ軍の男たち「ヤンクス」と、イギリス女性との恋愛模様を描く

結婚していても、戦争のため夫と離れている女たちの気持ちの隙間にヤンクスたちが入り込む

ラストは、列車で旅立つ恋人を見つけて、手を振って見送ることができ、想いが叶って良かったという、尻切れトンボのお話し
そんな一瞬のことより、大事なのは今後の日常生活・人生のことだと思うので、少し冷めて観ていた

冒頭は、陽気な音楽・軽いタッチで始まった作品ですが、後半は戦時中の複雑な人間ドラマを感じさせ、エンドタイトルでは全てを包み込むような優しい楽曲で締め括られます

ただ途中、実際の戦争中の死体写真を出すのは、本作に似つかわしくなかった
ちょっと許せなかった
それを出すのであれば、こんな「第２次大戦中の不倫恋愛話し」などより、報道することがもっとあるでしょ、
という感じでしたが、それを言っちゃおしまいだし・・・
まあ、「反戦」メッセージとして受け止めておきます

主演の２人が魅力にあふれ、DVD化が望まれますが、何故かビデオしか無い作品です