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ヤング・ゼネレーション (1979)

BREAKING AWAY

監督
ピーター・イエーツ
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3.84 / 評価:103件

インディアナ州 1/50

  • sij******** さん
  • 2020年10月19日 0時33分
  • 閲覧数 230
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

普通にアメリカ映画を見続けるのも何なので、アメリカ50州それぞれを舞台にした映画を50本見たいと思い、始めた企画。

第1回はインディアナ州。
作品は、アカデミー脚本賞受賞。AFI2006年選出の感動ベスト100の第8位。
ということで、今回かなり期待を持ってDVD初見(吹き替え版と字幕版の2度見た)。

★1つにしたのは、他のレビュアーが書いておられるとおり、主人公があこがれていたイタリアのチンザノチームがレース中に主人公の自転車のスポーク部分に棒のようなものを突っ込んだこと。
ありえないですね。

世界3大ツールの一角、ジロ・デ・イタリアを有し、
ビアンキ、ウィリエールをはじめとする自転車メーカが世界の選手から愛される。
そんな成熟した自転車文化を持つイタリアの選手が招待された先のアメリカのローカルレースで、無名の若造に対し、傷害致傷事件を犯す(映画では前輪に棒のようなものを突っ込んでいる。高速順行中に前輪がロックされれば、後輪が跳ね上がり、いわゆる「ジャックナイフ」と呼ばれる状態からの極めて危険な転倒につながる。ドロップバーのような前傾姿勢をとる自転車に乗るものなら誰でもわかります。)

しかも主人公が乗っていたのはMASIというイタリアの有名メーカー。
主人公は、笑顔で片言のイタリア語で話しかけている。
主人公の父親は高卒アメリカ人の典型なのかもしれない。イタリアかぶれしている息子に腹を立て、息子から自分が分からないイタリア語で話しかけられるとむかついていた。
しかしながらイタリア人が、海外で、世界的にはマイナー言語といえる母国語で話しかけられて腹を立てるだろうか。
日本人レーサーが、海外の招待試合で、現地の選手がブリヂストンに乗り笑顔で日本語で話しかけられたら、そのブリヂストン車に棒を突っ込んで自転車ごと潰してやろうという気が起こるか?という話です。

私の場合はランドナーですが、主人公と同じくクロモリフレーム、革サドルの自転車を愛用するものとしては、残念ながら、レッドカードもののシーンです。


アメリカ映画は嫌いではないが、時々、彼らの「無知から」「無知から」「無知から」(大事なことなので3回書きました)、自分たちを持ち上げる為に他国の人や文化を貶めるのには辟易します。
もっとも本作監督のピーター・イェーツはイングランド人。
「ミッドナイトエクスプレス」のアラン・パーカーと「アラビアのロレンス」のデビッド・リーンもそれぞれの作品で、トルコ人は野蛮で白人男性に興味を持つ男色家という刷り込みを挟んでたなぁ(それぞれの主人公の行動を正当化するために)。この2人もイングランド人なので2枚舌、3枚舌外交を得意とする英国人気質なのかもね。

蛇足、
チンザノべルモットはビアンコとロッソのハーフ・アンド・ハーフのロックが好きです。
映画の中のチンザノマークを見てると飲みたくなった。

後、猫の名前がフェリーニって・・・ええやん。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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