陽はまた昇る
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(71件)
- koz********
2.0点
ビデオテープの規格は消費者側からすると、何とか統一できなかったのかと思ってました。もちろん今でも。 これは、官主導で統一を強制しようとした結果、企業の反発を食らって ちゃぶ台返しされてしまった、当時よくあった事例の一つですね。 自家用車参入に苦労したトヨタ、4輪への参入を絶たれかけたホンダなど、自動車産業だけでも官に苦労させられました。 規制という横槍を入れるものの、企業が反骨精神で乗り切り、それ以降の繁栄の基盤を築いています。 総じて省庁主導のテコ入れは先見性の面で甚だ疑問です。 さて、ソニーはこのビデオ規格競争で敗れたことを教訓にしてか、3.5インチフロッピーの規格は公開して競争に勝っています。ですがメモリースティックなど、独自規格に走る傾向も大いにありました。 と、この映画を観て感慨に浸ったところです。
- taf********
3.0点
VHS。 そして、Blu-rayすら 家庭ではあまり使われなくなって来てますね。 今や、サブスクの時代。 または、テレビ本体での録画が可能。 だがしかし、 先人の絶え間ない努力なくして今はない。 身の回りのありとあらゆる物に人々の想いや努力が詰まっているのですね。 人が生きると言うことは、 人が作った椅子に座り人が作った器でご飯を食べる そうして、人は人になっていくのですね。 そういうやりがいのある仕事が 今どれだけあるのだろうか。
- bze********
5.0点
ネタバレ背中で語れる
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yok********
4.0点
面白かったです。当時の企業戦士のいい意味での一体感。懐かしい日本の会社感が伝わってきて良かったです。そう言えば、今と違って、昔は町の電気屋さんで電化製品を買っていたなぁ。と、松下幸之助の偉大さが感じられました。ただ、最後の感動の押し付けは少し、食傷気味でした。
- たまごロール
4.0点
なんだ昔の話か、と思うなかれ。 新型コロナの影響で、立ち行かなくなる企業が沢山出てきます。 そこで真っ先にとられる施策はやはり「人員削減」となるはずです。 定年間際の主人公が、「人員削減」のために不採算部署に飛ばされる冒頭の件はむしろリアルに思えます。 部下全員の名前を覚えようと工場を回り、何とか安易なリストラを食い止めたい彼の姿に部下たちも次第に打ち解け、やがてひとつになり、大企業に勝つ・・という物語。その爽快感は池井戸潤に通じるものがあります。 しかもアラフィフには馴染み深い「VHS」「ベータ」の規格を巡る競争を参加した当時の企業が全て実名で描かれます。 映画的には松下(幸之助)がVHSの良さに心打たれた演出になってますが、実際には「部品の少なさ」で製造コストがかからず採算がとりやすいからだと聞いた事があります。 VHSはビクターのものだったのか・・と今更ながら感動しました。 名優の共演も見所です。 企業は一体誰のものなのか。それを訴えかける名作だと思います。
スタッフ・キャスト
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