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陽はまた昇る (2002)

監督
佐々部清
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  • みたログ 737

4.02 / 評価:292件

企業は一体誰のものなのか。

  • たまごロール さん
  • 2020年5月5日 6時57分
  • 閲覧数 670
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

なんだ昔の話か、と思うなかれ。
新型コロナの影響で、立ち行かなくなる企業が沢山出てきます。
そこで真っ先にとられる施策はやはり「人員削減」となるはずです。
定年間際の主人公が、「人員削減」のために不採算部署に飛ばされる冒頭の件はむしろリアルに思えます。
部下全員の名前を覚えようと工場を回り、何とか安易なリストラを食い止めたい彼の姿に部下たちも次第に打ち解け、やがてひとつになり、大企業に勝つ・・という物語。その爽快感は池井戸潤に通じるものがあります。
 しかもアラフィフには馴染み深い「VHS」「ベータ」の規格を巡る競争を参加した当時の企業が全て実名で描かれます。
 映画的には松下(幸之助)がVHSの良さに心打たれた演出になってますが、実際には「部品の少なさ」で製造コストがかからず採算がとりやすいからだと聞いた事があります。
 VHSはビクターのものだったのか・・と今更ながら感動しました。
名優の共演も見所です。
 企業は一体誰のものなのか。それを訴えかける名作だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
  • 切ない
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