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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (2002)

THE LORD OF THE RINGS: THE TWO TOWERS

監督
ピーター・ジャクソン
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3.86 / 評価:1384件

解説

 ミドル・アースでは闇の勢力がますます力を増大させている。そんな中、離ればなれとなってしまった旅の仲間たちは三方に分かれたまま旅を続けるのだった。2人だけで滅びの山を目指していたフロドとサム。そんな彼らの後を怪しげな人影が付け回す…。サルマンの手下に連れ去られたメリーとピピンは隙を見つけて逃げ出し、幻想的なファンゴルンの森でエント族の長老“木の髭”と出会う…。一方、アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人は、メリーとピピンを追う途中で、国王がサルマンの呪いに苦しめられているローハン王国へとやって来る…。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」─ガンダルフは水戸黄門、フロドとサムは弥次喜多だったんだね

あっという間の3時間。いやまったく素晴らしい。前作で最大限に高まった期待にきっちり応えてくれたばかりか、黒澤映画ばりの合戦シーンまで見せてくれるんだもんなあ。

先日、知り合いが台湾で買ってきた中国語版「指輪物語」の漢字だらけ地図を見て、「うわっ、まるで三国志みたい」と思ったんだけど、こうやってスクリーンで観ると、まさしく最良の戦国時代劇。白のガンダルフがローハンを訪ねる場面は水戸黄門だし、フロドとサムの旅は弥次喜多道中(ごまのはえ付き)――という具合に、しごく日本的な感覚で見られるのも面白い。

最大の見せ場はヘルム峡谷の戦いだが、驚くべきは、フロドとサムのパートも、メリーとピピンのパートも、それに負けない魅力を維持していること。ゴクリ(ゴラム)の名演はもちろん、エントたちの造型も絶品だ。

前作と比べて原作との違いが目立つものの、少なくとも僕はまったく気にならなかった(原作を読んだのが大昔であんまり覚えてないせいもあるけど)。新キャラが多数登場し、話があちこちに飛びまくるのに、観ていて混乱しない構成も見事。ただし、原作を読んでない人には、スペシャル・エクステンデッド・エディションDVDで前作をじっくり復習しておくことをお薦めしたい。(大森望)

2月22日より、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

[eiga.com/2月18日]

映画.com(外部リンク)

2003年2月18日 更新

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