モンスーン・ウェディング
3.9

/ 34

35%
32%
21%
9%
3%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(16件)

楽しい21.2%ロマンチック15.4%ゴージャス13.5%かわいい11.5%切ない11.5%

  • mii********

    4.0

    あなたが流した涙はきっと幸せに・・・

    将来“花嫁の父”になるであろう、なるかも知れない、なりたくない気もするが、なって欲しい気もする心の準備として、様々な花嫁の父を覗き見しておくのも一考かとこの作品の鑑賞に臨んでみました。 インドの少し上流家庭なのかな、嫁ぐ娘をただただ幸せに送り出してあげたい一心で最高の結婚式を挙げようと身を削る父親のお話しです。日本とは文化の違いなどで首を傾げたくなるような場面もあったけど、ここはひとつ結婚式までの準備を要する4日間を緊張感で張り詰めて切り盛りする父親とその家族を垣間見てみようと思うのです。 大家族の家長であるお父さんは、何よりも家族を愛していたのです。その中でもつい昨日まで子供だと思っていた最愛の娘が嫁ぐとなって父親の威厳の裏に見え隠れする精神的なナーバスさが良く表されていて、どんどんとこの父親に感情移入してしまい作品と同時進行でお話しにのめり込んでしまいましたよ。 娘の結婚式の為に世界中に散らばった親戚縁者が一堂に会します。それはもう一族郎党揃い踏み状態でいろんな人間関係が繰り広げられます。それがこの作品のモチーフなのですね。結婚式の準備に追われながら、いくつかのサブストーリーに涙させられるのですよ。花嫁自身が気持ちの整理が付かないふわふわ状態であったり、花嫁の父と母のそれぞれの愛情交換であったり、久しぶりに逢う従兄弟(従姉妹)など若い世代の恋心や、封印していた暗い過去のエピソードを交えたり、メインの結婚式に便乗して裏結婚式を挙げてしまう使用人たちの些細なる幸せを見せてくれるのですが、この4日間を通して見せる、喜びの涙、戸惑いの涙、嬉しさの涙、悔しさの涙、そして幸せへの涙を流させる構成はピカイチでしたね。 インドでは結婚式に欠かせない幸せを意味する花、マリーゴールド(花言葉は変わらぬ愛)が結婚式を彩ります。花嫁の父は一生懸命に至る所に気を配り本当に涙ぐましい行動を起こしてくれます。無駄とも思われるところにも惜しまず金をかけて庭中を物の見事に飾り立てます。きっと花嫁の父になったらこんなことをするのだろうなぁ~と感慨深く応援しちゃいました。 なかでも、おめでたい結婚式を取り上げておきながらの悲しいエピソードでは家長としての英断を下す重苦しい場面も出てきます。娘を思う気持ち、娘同様に育てた姪を守るその姿には感動という言葉では言い表せない程の感情が込み上げてくるのです。 我が国でも“6月の花嫁”という言葉がありますが、奇しくも梅雨シーズン。雨降って地固まるという定番の挨拶ではないけれども、この作品で紹介される事になる結婚式もインド地方の雨季に当たるモンスーン。季節の変わりを告げる雨なんですね。 せっかく綺麗に飾り付けた結婚式当日にやってきたモンスーンの強い雨。そう、人間関係に巻き起こる嘘や秘密や孤独などのつまらない埃を洗い流すかのように皆の顔を満面の笑顔に変えてくれるのでした。

  • aka********

    5.0

    暖かいモンスーンの雨

    溢れる色彩、土埃の匂い、不倫、可愛い恋、過去のトラウマ、家族の絆、そういったものをすべてモンスーンの雨が暖かく包んでくれる、そんな映画。大好きな映画です。 望みの無い不倫の恋を精算しようとして親の勧める結婚を急遽承諾するアディディ。その準備期間を通して家族、親戚、口ばっかりのウェディングコーディネーター、登場する人たちのいろいろな思いが交錯。 中でもウェディングコーディネーターのデュベイとお手伝いのアリスの恋は可愛らしい。結婚式の準備や愛の告白などを通じてずっとマリーゴールドがふんだんに使われるのだけど、あんなにマリーゴールドが綺麗だなあと思ったことは無かった。インドの土の色、人々の肌の色に合っているのかも。中でもマリーゴールドで作ったハートと、傘はとても素敵でした。結婚にむけての幸せな気持ちを無邪気に象徴するかのような。しかも食べてたな。あれって食べれるんでしょうか。 色彩は本当に華やかです。人々のシルクの服はまるで孔雀の羽のような、どれも水を含んだような潤いある濃いあでやかなな色で、花々、青い壁の色、色彩の洪水にうっとり。ビニール傘まで黄色やピンクなのにはびっくり。 主人公の不倫の行方、結婚の行方は、アメリカの映画だったらこうはいかなかったかな?という結末。そんなあっけらかんでいいのか?と思わないでもないけど、映画『卒業』みたいにすべてを壊しちゃえ、というのとはまた逆の、アジア的解決かも、と思ったり。 それからアディディの従姉妹のリアの心の傷がわかってお父さんがとった行動には拍手喝采でした。 それにしてもインドはすごい。ものすごいこんな大掛かりな結婚式、お金もかけて、買物、ヘナで手に結婚の模様を描いたり、そして集まってくる親戚はアメリカやオーストラリアなど世界各地からやってくる。インド映画につきもののダンスは結婚式前夜のパーティーの出し物的に少しだけ、それでも楽しいです。沖縄のカチャーシー的全員参加的な踊りはたくさん出てきます。お父さんからおばあさんまで踊るそんな踊りはストールをうまくつかったり、肩を動かしたりしてそれぞれに官能的、かつ愛にあふれています。

  • oce********

    2.0

    ピンとこない

    インドのパンジャーブ地方で行われる伝統的な結婚式。 そのインド人一家に嫁いでくるのはアメリカ人男性。 しかし実は花嫁は別の男性と不倫関係にあった。 上記の物語は主軸であるが、それ以外にも色々な人間関係が描かれる群像劇の形をとっている。 だからなのか焦点がぼけており、あまり演出としては上手いと言えない。 ボリウッド映画にしては珍しくミュージカルがないのは新しいと思ったが、最後にしっかり入れ込んでくるあたり。 インドのしきたりだとかを含めて、万人に受けるとは思えない作品。

  • gag********

    3.0

    やっぱりインドといえば音楽

    集まった親戚縁者での様々なドラマ、伝統的な式など興味惹かれました。 インド映画によくあるミュージカルワールド(幻想映像)はないけれど、音楽でノリノリになるシーンはある。 主役の女優を始め、出演女優が美人揃いだった。

  • 一人旅

    3.0

    インド文化って興味深い!

    第58回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。娘の結婚式を間近に控えたあるインド人家族と彼らを取り巻く人々の恋模様や家族間の問題を描いた群像劇。登場人物がやたら多い(しかも誰が誰とかの説明なし!)ので、DVD特典として収録されている人物相関図を軽く眺めてから鑑賞したほうがいいかも。それにしてもインド人ってやっぱり踊りが好きなんだなぁ。全然必要ないところで踊り挟んでくるし。結婚前夜祭での一家全員による踊りと音楽はリズムカルでなかなか良かった。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


受賞歴

ヴェネチア国際映画祭第58回

金獅子賞

基本情報


タイトル
モンスーン・ウェディング

原題
MONSOON WEDDING

上映時間

製作国
インド/アメリカ/フランス/イタリア

製作年度

公開日
-