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ネメシス/S.T.X

ネメシス/S.T.X

STAR TREK: NEMESIS

117

カーティス

2.0

マンネリ気味な第10作

マンネリ感漂う作品です。『カーンの逆襲』を思わせるクライマックスに、『叛乱』を思わせる病を患った敵に、『ファーストコンタクト』を思わせる艦内での敵との追いかけっこと、焼き直しのようなネタばかりで新味がありません。劇場版10作に加えてテレビシリーズもやっていればマンネリになるのもやむを得ないのでしょうが… 映画自体も前半がグダグダしているのが気になりますし、ピカードのクローンという設定のシンゾンも大して面白味があるキャラではなく、せっかくトム・ハーディを起用しているのにもったいないなぁという感じで不調気味。後半のドッグファイトは重厚さとスピード感がうまく合わさっていてかなり出来が良いですが、長すぎて飽きてきてしまうのが玉にきず。前半の不調を覆すほどではなかったのが残念です。 正史の劇場版はこれにて終了。バトルありコメディあり哲学ありとバラエティ豊かなシリーズでしたが、最後の方はマンネリ気味で失速したなぁという感じで、シリーズ自体が限界だったのかもしれないなと思いました。それでもシリーズを続けるのならば、JJ版のような変化球が出てくるのもやむなしなのでしょうね。結果的には成功しましたし。

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