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5.0点
とにかくTNGが好きで、TVの最終回はいまでも名作だと思っています。その意味で、今作は最後の作品らしい、すばらしい感動作であったと思います。 まあ、一般的SF大作からすると内容はやや見劣りするのかもしれませんが、小職は大満足でした。 クライマックスでデータがピカードの救出に向かうシーンで彼は見送るラフォージと観ている我々に「もしかして死ぬ気では・・・」と思わせます。そしてTNGの象徴的な存在であった、データがピカードの身代わりに「Good Bye」とだけ言い残して死に、私は本当に涙しました。 しかし、ラストシーンで新しいエンタープライズを背景にそのプロトタイプが口ずさむ下手くそな鼻歌に、私は終わりが始まりでもあることを改めて認識し、間違いなく未来があることを確信するのです。それを見て微笑んで歩き出す、ピカードと同じように。
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