シモンお手上げ
- chu***** さん
- 2018年1月6日 18時21分
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- 総合評価
シアターイメージフォーラムでの「ルイス・ブニュエル監督」特集上映です。
初見です。(親はリアルタイムで観てます)
映画館は結構な老若男女が観にきてました。
同時上映は「アンダルシアの犬」
二本立てで1100円、とってもお得です!
1965年上映 メキシコ映画
(感想)
その時代だから創れた。時代が変われば、同じ題材でもこんな風には創られないだろうと感慨深くなる作品。
古き時代、誰もが新しいより善い時代をつくろうと政治も芸術も気を吐いていた時代の息吹を感じる作品。しかも流石メキシコ。一筋縄ではいかないのは伝統かしらん。
古代劇、直球な宗教寓話と思いきや、
あぁデウスよ、私の祈りは・・・
これはツイストというよりゴーゴーダンス?
頬杖をつくシモンの顔ったら。
石柱の上で祈りの生活をするシモンの足下で暮らす母。その母親が、地面を這う蟻を手で擦り、巣穴を塞ぐシーンの意味を考えている。
なんだかんだ言いながらも、あらゆるシーンが宗教と人間について(皮肉に)考えさせられる。
それとね、髭の生えない体質の男は大変そうだなぁ、て思った。
(同時上映:アンダルシアの犬)
無声映画。
さっぱりさっぱりさーっぱりわからない映画でした。
自分の修行の足らなさを痛感。
女を襲う男の顔が物凄くいやらしい顔。
車に轢かれる超耽美顔な少年(少女?)
無声映画らしいメイクのメリハリがよい。
詳細評価
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