作品レビュー(5件)
- kih********
5.0点
十字軍に対するイメージがガラッと変わってしまった。ロクでもない軍団だったのだ。何が宗教だ、神だ、十字だ、……。単なる略奪ではないか。中学校で習った十字軍とはまるで違う(私は高校で世界史を教えられていないので、西欧の歴史は空白状態だ)。 宗教の正義を装って、地方ボスが民を煽って軍隊を組織する。あちらにもこちらにも寄せ集めの軍隊ができて、互いに小競り合いを起こしながら、でっかい軍団になる。統制がとれないからしょっちゅう分裂し、敗退する。 煽られて志願する兵士にも密かな計算がある。一旗揚げたい草莽の下心。神も十字も、それは後付けの理屈。取り敢えず、現在の閉塞状況から脱出したい、貧困状況から脱出したい、武功をあげて将来に希望を見出したい。大きな博打だ。 できれば、初期十字軍のこういう状況を前提に、一人の人物(ここでは鍛冶職人か)の生き様にドラマを見て取るべきなのだろうけど、そこまでは行かなかった。そうか、十字軍てのはこういうものだったのだ、という勉強になった、で今回は終わり。 十字軍の映画『キング・オブ・ヘブン』も、戦いの様子はリアルに分かり易かったけど、どうもピンと来なかった。あちら『キング…』より、こちら『クルセイダーズ』の方が分かり易い。いずれにせよ、何回か見直すことになるだろう。歴史の“授業”ではないから自分のペースで学べる。“授業”よりはるかに勉強になる。
- dam********
5.0点
ネタバレ「聖戦に翻弄された若者たち」
このレビューにはネタバレが含まれています。 - saw********
1.0点
B級?
- やぐひろ しゅんろ
1.0点
心に響くメッセージは特にない。 物語は11世紀のイタリアとイスラエルが舞台。 聖地エルサレムをめぐる十字軍とその一員の物語。 歴史的背景があまり描画されていないので、昔のお話としてみればいいのか歴史物なのか中途半端。そしてなにより話が長すぎる。 確かに、当時の生活観はうまくあらわしているのだろうが退屈。
- saw********
1.0点
なんか、あまりにも経済的過ぎる。見る人のことも考えてほしい。
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