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男たちの旅路/廃車置場 (1977)

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水谷豊!「相棒」大ヒットのワケ

5月10日17時1分配信 夕刊フジ
冷徹な杉下右京(水谷豊)と熱血漢の亀山薫(寺脇康文)による警視庁特命係の凸凹コンビがヤマを追う 人気刑事ドラマを映画化した「相棒-劇場版-絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」がこの大型連休に独り勝ちの好スタートを切った。興行収入50億円突破は確実な勢いで、苦境続きの東映にとっては救世主に。そのウラには、どんな仕掛けがあったのか。
 そもそも“ゴールデンウイーク”という名前の由来は、1951年に当時の大映が「盆や正月並みの映画の書き入れ時」として呼んだのが始まり。この快調ぶりに和泉聖治監督は「相棒」のシリーズ化をぶち挙げているほどだ。
 ヒットを導く土台はあった。もともとテレビ朝日の看板ドラマとして人気が定着、最新シリーズの平均視聴率は18.3%(ビデオリサーチ、関東地区)と固定ファンが見込めた。さらに、25年ぶりの映画出演となった主役の水谷豊(55)が「怒濤のプロモーション活動」(映画関係者)で後押しして浮動層をも取り込んだ。
 「シャイな水谷さんは若いころ、大のインタビュー嫌いで知られていた。だが、今回はスタッフの懸命の説得もあり、意気に感じて『覚悟した』と積極的に宣伝に協力。テレ朝はもちろん、NHKやTBSでは昔のヒット曲も歌ってみる大サービスぶりだった。めったにバラエティーや音楽番組に出ない水谷さんだからこそ効果も倍増。これで10億円は上積みした」(ライバル社の邦画宣伝マン) 何よりも作品自体にパワーがあったというのは、映画ライターの安保有希子さん。 「現実の事件を連想させる重厚なストーリーにファンは満足した。重いだけでなく、水谷・寺脇(康文)の掛け合いが生み出す面白さとのバランスがいいし、人気先行の俳優ではなく西田敏行、津川雅彦ら芸達者を脇に起用したのも心憎い」 

「男たちの旅路」水谷豊の準主役での起用などこの時代の新しさを集めた頂点にこのドラマがある。全話を通じて水谷豊が吉岡と主人公の間を繋ぐ脇役として異彩を放っている。
それぞれの世代を代表するスターの対立劇であるだけに面白くならないはずがなかろう。
吉岡もこの小五月蝿い蝿のように付き纏う、威勢のいい部下の水谷豊を最後まで突き放さず、彼を若者の価値観の代表として、自己の価値観を対決させる格好の相手として、彼に語り続け、自分の考えの表明を周囲に行うのである。そして、彼の周りの「若い奴」が確実に変わっていく。全編を通じ、若者たちは,この嫌われることに動じない「戦中派」の男に確実に影響を受け、自分達でなにかをやろうとする。戦中派の思想がどう現代に働きかけ,その思想がいかに変容を迫られるかを見る視点がある。そこに、脚本家山田太一のメッセージが見える気がする。

このドラマはNHKがビデオ販売化した初めての作品
山田太一がこのドラマで描いた「古い日本人と若者」に向けている温かな視線が,ドラマにも通っているのを感じる。 ドラマの放映当時「30年前」だった「戦後」がいまや60年前となった。だから、今の若い人がこのドラマを見て、どう思うか関心がある。今見てもこのドラマは意外と古びていない。吉岡司令補という人物は、戦後30年経て、全共闘や70年安保のあと、「社会化」をどこかで拒んでいる若者にあえて「戦争」を語る、現われるべくして現われたヒーローだったのである。この物語の表現はおそらく一度しか放映されないテレビドラマでしか出来なかったことであり、その証拠に忘れられない
歴史的な作品としてデジタル衛星の電波を通じ、こうして私の前に再度表れることになったのだろう。

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