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ぼのぼの クモモの木のこと

RUKA

3.0

思い出がみんな美しかったらうれしいけど

総計850万部を超えるロングセラー。 元祖癒し系コミック「ぼのぼの」の、フルCG映像版。 と言っても、この手のジャンルはわたし向きじゃない、と、勝手に決めつけているところがあって、きっと試写会じゃなかったら行かなかったことでしょう。 とか、言いながら、実は「少年アシベ」のゴマちゃんは好きだったりするのです~。 ところで、ぼのは“ラッコ”だったのですね。 普通に森の中をテクテク歩いてるので、もっと違う動物だと思ってました。 で、フルCGのぼの他森の仲間たちは、「モンスターズ・インク」のサリーの触りたくなるようなフワフワ毛並みと言うより、ぬいぐるみ的感覚が。 それに、全編を通してのピュアでパステル調の色使いは、見ててホワ~ンとした気分にさせてくれます。 が、意外とストーリーは、大人向けになっていて、親子の絆、友情など人生語ってくれてます。 ポポがクモモの木で待ってたものも、途中からわかってしまうストレートさだけど、ツボにはまってウルウルでした。 それに、スナドリネコの声を森本レオがやってるのですが、それがまさに、森本レオ!可笑しいながらも妙に安心感を持ってしまうのも不思議なところ。 あと、アライグマ親子やシマリスとのバトルは、お約束ネタということで原作好きな人には、たまらないシーンなのではないでしょうか。 「思い出はみんな美しい。」わけないと思うけど、つらいことも悲しいことも忘れさせてくれ、慰めてくれる「クモモの木」は、誰もが持っている“生きる力”の象徴なのかもしれないですね。

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