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Dolls ドールズ (2002)

DOLLS

監督
北野武
  • みたいムービー 146
  • みたログ 1,868

3.41 / 評価:414件

菅野美穂の怪演

  • iBoat_studio さん
  • 2021年4月20日 12時50分
  • 閲覧数 75
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

北野武監督作は、あまり観てこなかった。理由は、ヤクザが嫌いなので。

ただ、今まで観てきた『キッズ・リターン』『アキレスの亀』などを振り返ると、負け犬や世間から才能を認められず消えていく者達への温かい眼差し、というものが通底していて、そこには強く共感するものがあったのだが。。。

本作は、狂愛、がテーマだろうか。
情報があふれ、ひとつのことからすぐ次のことに目移りするのに慣れている現代社会。SNSなど見ればわかるように、もちろん他者も情報として処理される。
そんな時代にあって、ひとりの人を無条件に想い、愛し続けるということは、それ自体が前時代的なテーマなんだろうか。

工場勤務を辞めた男とお弁当屋で働く娘の話に移ったところで、アンチフェミニストを自称する僕ですら、古めかしい男女観が鼻につくなぁ、と感じたのだが、、、アイドルに恋する追っかけの若者が出てきたところで、狂愛は現在も生きているテーマなのだ、ということが示される。

三つの恋愛で登場する三人の女優さんはそれぞれに見事な狂気性を持っていたが、特に菅野美穂の演技には圧倒される。このヒロイン役が他の女優さんだったら、全く違う映画になってしまっていただろう。
演技というのは、表現がリアルかどうかよりも、演者の持つパワーが大事、ということがよくわかる一作である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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