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あずみ (2003)

AZUMI

監督
北村龍平
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3.14 / 評価:462件

解説

 “関ヶ原の戦い”を経て、覇権は豊臣家から徳川家へと移った。しかし、未だ徳川家康の天下は盤石とは言えず、反乱分子の芽は決して見過ごすことの出来ない存在だった。そこで、太平の世を願う家康の側近、南光坊天海は、爺に対して反乱を企てる危険のある者を事前に抹殺するための暗殺者集団育成を密かに命じた。それを受け爺は、少女あずみをはじめ戦乱で孤児となった幼子を集めると、過酷な修行を課して最強の戦士へと鍛え上げていく。それから10年、無事修練を終えたあずみら10人の戦士たちは、自らに課せられた尊い使命を信じ希望と闘志に燃えるのだった…。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

(C) 2003「あずみ」製作委員会
(C) 2003「あずみ」製作委員会

「あずみ」─まさにチャンバラ・エンターテインメントだが

上映時間が2時間22分という長尺なのを知り、ダレ場があるんじゃないかと、一抹の不安を感じながら試写に向かったのだが、それはまったくの杞憂に終わり、アチラの言葉で言えばアクション・オリエンテッド。アクション・シーンが物語を牽引し、まったく長さを感じさせない出来映え。まさに“チャンバラ・エンターテインメント”である。

小山ゆうのベストセラー・コミックを原作に、少女にして刺客のあずみを上戸彩が凛々しく演じているのは、ファンならずとも好感が持てるし、彼女や刺客仲間のエモーショナルな葛藤をウェットになりすぎずに描いている点も良い。そうした清新なキャストに対し、原田芳雄は存在感を滲ませるが、見飽きた竹中直人はいかがなものか。また、オダギリジョーの怪演もやや浮き気味で、全体にポイントが高いゆえに惜しまれる。

さらに、これは個人的なリズム感のような視覚的快楽に起因するものかもしれないが、いくつかのアクション・シーンでショットが足らず、快感に繋がらない不満を覚えたのも確か。それに、音響効果を活かして、もっと迫力が出せたのではないか。けっして無いものねだりではないと思うが……。(高橋良平)

5月10日より、日劇2ほか全国東宝邦画系にて公開

[eiga.com/5月6日]

映画.com(外部リンク)

2003年5月6日 更新

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