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火星のカノン (2001)

THE MARS CANON

監督
風間志織
  • みたいムービー 2
  • みたログ 28

2.20 / 評価:10件

隠れた傑作をもとめて風間志織

  • achakick さん
  • 2009年11月12日 18時10分
  • 閲覧数 473
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

72点

ディスカウントチケットショップで働く絹子。
絹子は不倫をしていて、憂鬱そうな感じのキャラ。つまり待つ女。
そんな絹子に想いをよせるのが元職場仲間のヒジリ。つまりレズ。
そんなヒジリに4度も告白して4玉砕の真鍋。
KEE演じる真鍋のキャラクターは、「せかいのおわり」でKEEが演じた役とまったく同じような、軟派でのんびりした男。
風間志織の映画は、だいたい人物設定が同じ。
お兄ちゃん的、もしくはお父さん的な包容力系の男がいて、ペット的な扱いやすい男もいて、で、物憂気な女が主人公と。
やはり女性監督だからか、風間の映画はどことなく少女マンガの世界。
といっても、たちの悪いたんなる「少女の妄想」の映像化ではない。
リリカルに感情を表現しようとしてる。
「冬の河童」での主人公とチョウのキスシーンと同様に、赤い光が絹子と不倫相手、絹子とヒジリのそれぞれの接触を引き立たせる。
こうゆう工夫は嫌いじゃない。
が、どうもそんなにうまくいってない気がする。
リリスムに乱打なところがあって、ちりばめられたリリカルな描写を一筋に貫くものが、自分にはいまいちみえてこない。
あざとさの域をぎりぎりでない、とゆうか。
幸せな夢をみた絹子が目をさまして泣くラスト。
このシーンだけを独立させてみればたしかにいい情景なんだけど、どうもしっくりこない。
そうなっちゃいます?ここで終わっときます?て感じ。
風間の映画を観て、あ~おもしろかった、て思ったことは一度もない。
でも、あざといの一言で一蹴できない魅力はたしかにある。なにかわからないけど。
いつかすごい傑作をつくるんじゃないか、つくった作品群の中に傑作が隠れてるんじゃないか、って気がしてつい観てしまう。なんとなく。
そんな映画監督。

詳細評価

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音楽

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