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CALLE(カジェ) 54 (2000)

CALLE 54

監督
フェルナンド・トルエバ
  • みたいムービー 4
  • みたログ 7

4.00 / 評価:1件

1音多い女性ピアニスト

  • per******** さん
  • 2021年5月3日 2時37分
  • 閲覧数 83
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ラテンジャズフリークで知られるフェルナンド・トルエバ監督によるミュージシャン達のドキュメンタリー映画。といっても、ほぼ監督が自分の趣味で撮り貯めたライプ映像集です。

大好きなピアニスト、イリアーヌ・イリアスがお目当てで鑑賞しました。CDを聴いて彼女のピアノがコードもアルペジオも1音多いと感じた私は、実際この目で確かめてやろうとライブを観たり動画を漁ったりしたのですが、手元が速すぎて分かりませんでした(笑)。

本作はまだ彼女が若い頃の映像ですが、それでも音数の多い演奏は目でも耳でも十分堪能できます。特にラテンピアノはシャープで少な目の打鍵で刻むのが普通なので、余計そう感じるのかも知れません。リズムに乗った時のピアノが超カッコいいです。最近は歌手としての活動が主になっていて、かつてのエネルギッシュなピアノがなかなか聴けないのが残念です。

それにしても本作におけるミシェル・カミロのピアノは圧巻ですね。何かが取り憑いたかのように打鍵の洪水を繰り出す姿は人間技とは思えません。そして演奏が終わった後のなんとも無邪気な余裕の笑顔。他のアーティストも熟練の名手ばかりで見応え十分です。みな楽しんで演奏している様が伝わってきて、思わず身体が動き出してしまいました(特にティト・プエンテ)。

タイトルのCalle 54とはマンハッタン54丁目の意でラテンジャズの聖地。ニューヨークという街を触媒としてラテンとジャズが融合するスリリングな瞬間を切り取りながら、両者の祖父とも言うべきアフリカ音楽へと誘って行く演出も気が利いてます。
オシャレな夜の街は出て来ませんが、ニューヨークとジャズとラテンが好きな人なら観て損はない一作だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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