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ディナーラッシュ (2001)

DINNER RUSH

監督
ボブ・ジラルディ
  • みたいムービー 345
  • みたログ 1,288

3.70 / 評価:353件

NYの一夜を味わう。

  • とみいじょん さん
  • 4級
  • 2020年10月24日 1時06分
  • 閲覧数 120
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

巷では様々なことが起こり、いつもと変わらぬもの、変わるもの。
そして、人は生き、死に、歴史が作られる。

生き馬の目を抜くような栄枯盛衰の移り変わりが激しく、その為なら何でもありの、煌びやかでギラギラの最先端なNYその雰囲気。
その対極にありそうな、イタリア系のファミリーが醸し出す、家族・親族的な繋がり。
その塩梅が心地よい。

いきなり人が殺される…。
よくあるマフィアの抗争劇?
と思っていたら…。
え?レストランに来る客と、厨房・フロアーで働く人、オーナーの群像劇?
次々に繰り出されるエピソードに、話が拡散してしまうのではと思ったら、
ストーンと、そうくるか(ニヤッ)。

マフィアとの攻防、店の主権、従業員の生き様、客あしらい、恋のさや当て…
とっ散らかりそうな話題を幾重にも振りまく、
この話どうでもいいやというエピソードと、あっけにとられるシーンと、ギャンブル・ギャングがらみで、この先どうなるのだろうと緊張感を持続させる手腕が見事。

基本、映像は店から出ない。
厨房・スタッフの部屋・テーブル・入口・バー、トイレ…。出たとしても、店からちょっと抜け出し、外の空気を吸って、内緒の…。
だのに、映像の角度・人々の表情、光、色…で飽きさせない。
一触即発。
ウードの甘ちゃん度、
ダンカンのダメっぷり、
バーテンダーの洒脱な会話と気配り…。
あっちで、こっちで、あっちも、こっちも…。
エネルギッシュな喧騒に、高揚してくる。

音楽や実際の音が、臨場感あふれてて、スタイリッシュで、一夜の贅沢な一夜を満喫させてくれる。
 いや、ここにこの音楽あわせるか?特に後半…。


そしてこれらのエピソードの軸になるルイスの存在が要。
アイエロ氏ならではの、あったかさと危なさ、安定感、洒脱が絶妙。
 『レオン』の時も、いい味出していらしたっけ。
頭の上の蠅の追い方が秀逸。
息子への継承にあたって、一番大きな問題は自身の手で解決するけれど、多少の試練を残すところが、心憎い。
息子の力を信じているんだろうな。これくらいはこなせるだろって。
 甘ちゃん全開の、ウードの途方に暮れたような顔がかわいい。
 清濁併せ持ち、酸いも甘いも嚙み分けるルイスとの対比。



それにしても、バーって敷居が高いけれど、あんなバーテンダーがいるバーなら通ってみたくなる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ゴージャス
  • かっこいい
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