キング オブ ポルノ
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)

悲しい12.5%セクシー12.5%不気味12.5%不思議12.5%絶望的12.5%

  • ind********

    3.0

    このタイトル、まちがったなあ

    原題は「RATED X」。実話にもとづいた、70年代のアメリカンドリームに翻弄された兄弟のお話。なんだけど邦題が大失敗。なにやらピンク・コメディー風のタイトルが、年齢指定もなく一般のドラマの棚に並んでいたので、「なんだこりゃ?・・どんなもんだ?」と借りてみた。 主人公は、いわゆる1970年代盛んにつくられた「ハード・コア・ポルノ」の世界、一発あてて大金持ちになった兄弟(ミッチェル・ブラザース)。というわけで、裸もぽろぽろとありますが、あっさり描かれていて、邦題に期待された方にはやや、がっかりか? この時代のアメリカン・ドリームの 一発大当て→大金ゲット→ドラッグ+女+酒→内輪もめ→銃社会アメリカの現実 という典型パターンで、史実をそのまま再現している感じで、やや掘り下げが不足していたなあ、という印象。 芸術大学生だった兄がポルノ映画を制作しはじめる動機も唐突で、作品アイディアを次々生み出す弟との子供時代からの確執が原因の心理劇になっている。風俗の描き方がさらりとしているけれど、観客の注意はそちらに振り向けられ、本題の心理劇がややこしくて理解しづらくしてしまって、いずれにしても中途半端な印象。 しかし、プロクター・アンド・ギャンブルの製品広告にでていた女優をポルノ映画に出演させ、スキャンダルを宣伝に利用するなど、アメリカン・ドリームを実現する奴はちょっと違う。 ポルノ映画の制作・上映に反対する勢力に「表現の自由」で裁判に勝利する、など今に続く風俗の扉を開いた時代の様々な出来事を知ることができ、かなり興味深い作品ではあります。 最近「リンダ・ラブレイス」を主人公にした作品が公開されているが、まさにこの兄弟の活躍した時代のお話で、「グリーンドア」「ディープスロート」ともに1972年公開の作品。 日本人にAV草創期をドラマにすることができるだろうか。 アメリカはなんでも喰らう自由の国なんだか?不自由だから自由になりたいのか?。いずれにしろ、偏見なくどのような創作物にも「文化」としての価値を見出す姿勢は、すごい。 ご家族での鑑賞はもちろん?アベック(古い)での鑑賞にはまあ耐えます。 ひとりでの鑑賞はやや重たい気分で観終えるのでは。 チャーリー・シーンのディープなファンには、徹底的な汚れ役がご覧いただけます。 今も、兄の方はヌード劇場を経営していて、WEBサイト(ホームページレベルなのが好印象)も存在します。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
キング オブ ポルノ

原題
RATED X

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル