あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(39件)
- kus********
4.0点
アルコール依存症の男の話とは…何てテーマの映画を作るんだよ…と思った… だからそれほど観たいと思ったわけでもないのだけど大好きなビリー・ワイルダー監督作品なので観ました。 やはりワイルダー監督はコメディがいいなあ。
- le_********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - エル・オレンス
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kak********
4.0点
尋常な映画ではないことは冒頭のシーンからうかがい知れる。 これが、あのアルフレッド・ヒッチコックの作品と言われても信じると思う。 殺人が起きるわけではない。戦争映画でもない。なのに緊張感が消えない。 原作のチャールズ・R・ジャクソンの小説をビリー・ワイルダー監督が映画化。 ゲイリー・クーパーとオードリー・ヘプバーンの「昼下りの情事」や、ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの「アパートの鍵貸します」で知られるビリー・ワイルダー監督だが、脚本家でもあり、本作品の脚本も手掛けている。 物語は、”瓶”に象徴されているのだが、知れば知るほど”恐怖”が増幅する。 主役は、アルフレッド・ヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ」でグレース・ケリーと共演したレイ・ミランド。相手役は「子鹿物語」でグレゴリー・ペックと共演したジェーン・ワイマン。二人三脚で難題に取り組む姿勢には頭が下がるが、映画とは言え底なし沼に囚われたような絶望感を感じさせる演技が凄い。 冒頭の”瓶”だけでなく、タイプライターやコートも重要な役割を果たすし、天井のライトに映し出される”影”や洗面台を写す鏡などが巧みに演出され、サスペンス色が強く出ている。緊張感もピークを迎えラストへと導かれるのだが、結末は”夢”のようにも思えて、幸せな気持ちとはほど遠く脱力感に襲われる。
- k2b********
5.0点
この映画はお酒を止められない人ですが、世の中には色々止められない人多く他人事で無いと思います。 この映画の脚本は、アルコール依存者を醜くならない程度で映画化していて、監督・脚本のセンス感じて嬉しいです、これをドキユメンタリー調に酷くすると、 映画見る人居なくなります。 徐々に酷くなる依存症の状態も、最後を予感し見たくなくなりますが、監督と脚本はそれを承知の上でしょう。 そこでヘレンの愛情が如何に深く献身的かを、酷い状態のドンに向けて見せて行き、映画に徐々に引き込まれます、この辺りが映画の主題ですかね。 最後は期待感溢れるエンディングで、ホットします。 洋画の場合は、主役以外の女性の役割多く脚本や監督も、丁寧に映像化していて好感持てます、今回もヘレン役ジェーン・ワイマンが良かった。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第18回
NY批評家協会賞第11回
ゴールデン・グローブ第3回
カンヌ国際映画祭第1回