あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(39件)
- unm********
3.0点
内容とタイトルがあまり関係性というか、原作未読ですが、原作が高評価な分、タイトルに重みを感じなかったのが印象として残ります。 なので星三つ。タイトルが内容と沿ってたら4つ。 しかし、原作はわかりませんがストーリーとしては秀逸すぎるくらいよく出来てます。 社会派サスペンスとして、暗く中だるみする場面や、複雑な人間関係でややこしい展開になりますが、伏線回収してますし、謎解きで誰が黒幕か探しながら観て楽しかったです。 他の方のレビューもネタバレ有りにチェックなしで、割とネタバレなレビューが多いので、まずはレビューを観ずに視聴する事をお薦めします、観て損はないくらいの傑作だとは個人的に感じました。 私もまた原作を読みたいと思います。
- oce********
2.0点
原作を読んでから見ると多分ガッカリすることになる作品。 そもそも死刑囚の冤罪を見つけるため、犯罪を犯して更生した者をわざわざ加えるという部分。 ここに説得力がないと入り込みにくいし、何よりも脚色が下手くそ。 伝えるべき情報が少ないため、例えば犯人がなぜその行動に出たのか納得できないと思う。 ラストを変えたのもおかしくて、なぜ無理にハッピーエンドにしたのか。 これでは罪を犯したことへの贖罪にはならない。 山崎努はまだいいとして、反町の表情に乏しい役柄も微妙。 何のための映画化だったのか。
- mr_********
3.0点
原作は未読。 刑務所の刑務官・南郷(山崎努)は仮釈放中の三上(反町隆史)を助手にして死刑囚の冤罪を晴らすための調査を始める。 弁護士の杉浦からの依頼(?)で成功報酬として一人1,000万円という超破格なのにビックリ! こんなことが現実にあるのだろうか?という疑問がまず湧いてくる。 映画の前半は刑務官・南郷の記憶にある死刑のリハーサルや実際の死刑執行の模様などが興味深かったが話は一向に進展せず、なんらかのヒューマン・ドラマを見せられているのかと思った。 テレビの2時間ドラマだったら途中でチャンネルを変えているレベル(笑) 1時間を過ぎたあたりから、動きが出てきたと思ったら、いくつかのことが同時進行的に起こり、置いてきぼりをくらった。 複雑に登場人物が事件に関わっていて、見ていて整理が追い付かない。 だからポイントを見逃しているとは思うのだが、いくつかの疑問が・・・。 そもそもの依頼主が、以前、三上に息子を殺された父親の佐村だった? 三上の指紋をとり、それをねつ造した凶器に付着させて、犯人の濡れ衣を着せて三上に復讐する? そんなまどろっこしいことするだろうか? 結局うまくいかなかったので、散弾銃を持って三上を襲う・・・? 南郷は偶然、地元のホテル王の安藤が真犯人であることを突き止め、自白させるが、安藤に襲われて殺されそうになる・・・で良いのかな? だいたい、証拠になった銀行通帳を安藤はなぜ処分しなかったのだろう? 原作小説はたぶん、完璧なのだろうけど、映画はちょっと説明不足かな・・・。
- yos********
3.0点
もっとドロドロとしたストーリーかと 思ってたけど、そうでもなかった。 人の感情から復讐とい言葉がなくならない限り 死刑という制度はなくならないかもしれない。 別に死刑制度に賛成している訳でもないし 死刑制度を廃止して欲しいと思っている訳でもない。 主人公が犯した殺人については同情するところもあるが だからと言って、殺されて当然だとも思えない。 冤罪についても、警察や検察は犯人ではないという人物でも 自供という名の下に“犯人”に仕立て上げていく。 本当にやったかどうかは関係ない。 状況証拠と自供がすべてである。 それによって冤罪者が死刑になったところで それは裁判官が刑を確定し、法務省が刑の執行を決定した。 ただ、それだけのことである。 くらいの考えである。 とにかく犯人を捕まえなければ 警察が世間から嘲笑われ、それが続けば秩序が乱れるから。 犯人が捕まった、さすが警察だ、安心だ。 といところに秩序が保たれると思っている。 秩序ってなに?って問いたくなる。 そういう怖い世の中なんだね。 そういう闇の部分をもっと詳細に描いて欲しかったけど もっと人間ドラマに近いところのストーリーだった。
- skb********
4.0点
原作未読 話のテンポが良く 物語も 執行人や 過失致死罪で出所したばかりの人や 殺された遺族 仮釈放されたもの など、死刑の是非や罪そのものについて様々な問いかけを多様な人物のエピソードを随所に取り入れる事により描いている。 一方で事件の方は どこかで使ったような題材が多くて、物足りないが、それでも、後半のドタドタにはどうなるのかという風に観れて楽しかった。
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