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マトリックス レボリューションズ (2003)

THE MATRIX REVOLUTIONS

監督
アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
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  • みたログ 6,678

3.38 / 評価:1246件

SF最高峰の戦闘シーン

  • iBoat_studio さん
  • 2020年11月19日 19時01分
  • 閲覧数 479
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

このシリーズって、設定が難解、という印象があったが、久々に見直してみるともっぱら前作の『〜リローデッド』がややこしかったんだなぁ〜と確認できた。
前作のネオとアーキテクトとの会話で明らかになった真実(救世主が6人目、など)は、今作で特に発展していくわけではない(ように見える。それとも僕の理解が浅いだけか?)。
今作は、そういう意味で、前作の理解が不十分でも十分楽しめる内容になっていると感じる。

1作目がネオの一人称的な視点の物語だったのに対して、本作は群像劇となっていて、どちらかというとザイオンに残された人たちを中心とした話になっている。なので、ネオに感情移入したままでいたい観客には違和感のある作品なのかもしれない。

おそらくは、自ら未来を予知する能力を身につけた盲目の救世主(そういえば『砂の惑星』のムアディブと重なる)だけでは人間ドラマを描くのに不十分だとウォシャウスキーが判断したのだろう。
無敵の主人公の無双っぷりを描くだけでまるごと映画を成立させようとするエイブラムスらとは対照的である。

であれば、今作はもう少しモーフィアスに焦点を当ててあげてほしかった。1作目は途中までは彼が神のように見える内容だっただけに、今作での扱いは寂しい。

ザイオンの人々がマシンシティの勢力と戦う戦闘シーンは、SF最高峰といっても言い過ぎではない。巨大な掘削機とイカのように空を泳ぐセンチネルのデザインが禍々しい。重油と鉄と火薬と血の匂いがプンプンしてきて、その辺はスターウォーズにはないものである。。。『ギアーズオブウォー』とか、後のシューティングゲームにも多大な影響を与えていると思う。

こんな緻密な名作をつくりあげた後で、ウォシャウスキーはどうして、よりによって『ジュピター』のような世紀の大珍作をつくってしまったのだろうか? ハリウッドSF七不思議である。

数年後にまた見直したい、というかお皿で持ってた方がいいかなー。

詳細評価

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