あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(29件)
- christianlove
5.0点
フランソワ・オゾン監督。。。まったく、、、くせものですよ! フランス映画なんて全然興味が無かった私が、この映画を見て、すっかり虜にさせられました。。。何だか惹きつけられる魅力がある。 オゾン監督、いい男なんですよ、また! 主役のシャーロット・ランプリングの演技も、最高ですね。 彼女は言葉を一言も発しなくても、雰囲気だけで気持ちを表現できる女優です。 彼女のこの映画の中の目の動き、身体の微妙な反応で、不思議と悲しみが伝わってくる。。。 最愛の人を失ったら、その事実を受け入れる事が出来るのか、それともまぼろしと共に生きることを選ぶのか、、、 皆さんならどうしますか? 私の映画人生でベスト30に入る映画。。。
- なつ
3.0点
ああ、受け入れられない現実がとても切なかった。 ただ主人公があまりにも涙を流さないので、そこまで悲しいわけではないのかなと思っていたが、ラストに進んでいくうちに。。 シンプルな映画だったけれど、これを表情ひとつで1時間半もたせる女優さんはすごいと思った。
- l_3********
5.0点
ネタバレ喪失の浜辺で
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bakeneko
5.0点
ネタバレ君去りし後…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 一人旅
4.0点
フランソワ・オゾン監督作。 最愛の夫を亡くした妻の苦悩と葛藤を描いたドラマ。 フランスの鬼才フランソワ・オゾンの長編第4作。毎年夏に南フランスのランド地方にバカンスに出掛ける熟年夫婦。ある時、妻は夫が海に泳ぎに行ったまま戻ってきていないことに気付く。ヘリコプターによる必死の捜索の甲斐なく夫は行方不明のまま無情にも時だけが過ぎてゆく。そんな中、妻は愛する夫の突然の死を到底受け入れられずにいた…という“愛する夫を亡くした妻の苦悩と葛藤”を、彼女の前に度々姿を現す夫の幻影との邂逅を交えて映し出しています。 愛する人の死に抗い続ける妻の心の彷徨を、名優シャーロット・ランプリングが圧巻の一人芝居で表現しています。虚ろ気な表情の演技が出色で、若者グループで賑わうファストフード店の片隅で一人ポテトを口にする妻の姿が痛切でありますし、夫は既に存在しないにも関わらず青い眼の夫の為に青色のネクタイを購入する姿にも胸が締めつけられます。一向に夫の死の現実を受容できない妻は、半ば妄想的境地へと足を踏み入れていくのです。 “愛する人を突然失う”という私たち観客にとっても決して他人事ではない不条理な現実に直面する人間の苦悩や絶望に対して真摯に向き合った、普遍度の高い愛と喪失の人間ドラマであります。幻想的でリリカルな絵づくりも鮮烈です。
スタッフ・キャスト
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