踏んだり蹴ったり。
- PORUNGA さん
- 2009年5月21日 18時12分
- 閲覧数 605
- 役立ち度 20
- 総合評価
先日のロードショーでの鑑賞です。
思いっ切りB級テイスト感漂う作品だったんで、
観るつもりはなかったんですが、
調べてみるとキャストがほら。
なかなか豪華じゃないですか。
これって何気にA級パニックムービーなんじゃない?
そんな期待を持ったんです・・。
まあ普通にB級でしたけど。(笑)
ただ B級といえど、そこそこ製作費はかかってるんじゃないでしょうか。
なので完全なB級とは言えないかもしれません。(なんじゃそりゃ。)
すでに何人ものレビュアさんが
述べていますが、
突っ込みどころ、矛盾点が多すぎる。
今作がおバカ映画なら
矛盾点を、いちいち「そんなバカな!笑」って突っ込むことが
時には楽しかったりもするんでしょうが、
今作はいたって真面目に作られているので
勿論、その矛盾点が功を奏すことはなく、
むしろイラ立ちさえ覚えました。
序番の地下に眠るサラマンダー登場シーン辺りが
なかなか興味をそそる創りだっただけに
その後のグダグダ感にはガッカリでした。
ビジュアル的な部分はかなり良かったです。
CGになどによって創られた「サラマンダー」は
迫力満載だったし、
サラマンダーを相手に戦う俳優陣もかなりイケてました。
・・・でもねー・・。
ラストの戦闘は良くないですよ。
あんな、あっけなく。
そもそも、今まで長きにわたり(といっても20年そこそこか)
地球を牛耳ってきたサラマンダー(の恐らくボス)があんな簡単に・・。
まあ、100歩譲って最後にクリスチャン・ベイルが使ったあの武器に
サラマンダーを殺すことができるほどの力があったとしたら
20年の間に、科学界では何かしら革命的なことが起こってることになりますよね。
よくもまあ、あれだけの人数であんなにもコンパクトで破壊力のある武器が作れたもんだ。
奇跡は裏で起こってたわけです。
生き残った少数の中に天才科学者がいたわけですから。
★の数はあくまでB級作品としての採点です。
ちなみに、僕の父は終始食いつくように観てました。
単純明快で面白かったそうです。
それを聞いた母は
アナタ、若いころからセンスなかったもんね。
と一言。
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