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友情

友情

VINCENT, FRANCOIS, PAUL...ET LES AUTRES

118

kih********

3.0

淡々と、しみじみと、いろいろありますなぁ。

 そうかなぁ、こういうのを『友情』というのかなぁ。そうかもしれない、と思いつつも、う~ん、そうかなぁ……。さらに、この映画の原題は、『VINCENT, FRANCOIS, PAUL...ET LES AUTRES』と、男たちの名前を並べただけなのに、『友情』と邦題にするのって、それっていいのかなぁ、と思ってしまう。つまりは、制作者は友情とは意識していないのではないですか?  通の方々が、「フランスの日常を淡々と描写して……」、「過剰なドラマ性を排して……」と仰る通り、淡々としたものだ。それを『友情』と読み解くのは観客の勝手だが、タイトルを『友情』とされてしまうと、それは「フランス映画の……」淡々とした良さを打ち消してしまうことにはならないのか。ちょっとやり過ぎ、(通の方々の)矛盾のようにも思われる。  こういうのを『友情』という、と断言されると、(そうではないと反論はしないが)そうかなぁと首をひねってしまう。(男の?)友情って何だって考える時、それは人それぞれでいい。そんなことを含めて(あるいは別にして)、本作は  「ある程度年齢を重ねてくると、いろいろとありますなぁ」 と、自分たち三人を中心に淡々と(しみじみと?)描いて見せたということではありますまいか。

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