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マーサの幸せレシピ (2001)

BELLA MARTHA/MOSTLY MARTHA

監督
サンドラ・ネットルベック
  • みたいムービー 183
  • みたログ 1,217

3.86 / 評価:284件

ヨーロッパ文化と日本文化の違い

  • しんまん さん
  • 2011年5月19日 11時05分
  • 役立ち度 15
    • 総合評価
    • ★★★★★

ヨーロッパの映画は映像が暗いと言うイメージがある。
この映画もその一つだが、17世紀のヨーロッパのバロック美術の
「光と影」の引用だろうか?

画家レンブラントの「夜警」は全体は暗いが一部分にスポットが
当たっている様な画き方で、映画では暗い映像の中で料理にスポット
を当てる事により、より料理を強調し、美味しく見せると言う効果が出ている。


画家フェルメールの「天文学者」は窓から光が差し込んで見える
様な画き方で、映画でも光が差し込むと言う場面や、外の景色を
いっそう明るく見せると言う効果が出ている。


また「キアロスクーロ」と呼ばれる、明暗の濃淡の差異によって奥行きや
立体感を写実的に表現する画法なども用いられており、
この映画は17世紀のヨーロッパ文化技法を多数取り入れた作品と言える。


ヨーロッパと日本の文化の違いも映画から見れる。

?ヨーロッパでは「店員」と「客」は対等の立場にある。
飲食店などのサービス業、物販店などの接客業がそうだが、
映画でも、客からのクレームに切れるマーサの場面が、
何度と出てくるが、これは、「プロ意識」が強いためで、
決して大げさな描写ではないと私は思う。

日本では、「お客様第一主義」のごとく、まず客に謝る事が
最優先だ。


?パスタの食べ方について
日本ではスプーンとフォークでパスタを食べるが、
これは日本だけで、ヨーロッパではフォークしか使わない。
映画でもパスタを食べるシーンが多々あるが、一切スプーンは
使っていない。

マナーとして、パスタを食べる時は、音を立ててはいけない。
うどんや蕎麦を食べる様な食べ方をすれば、かなりヒンシュクをかう。

また、テーブルには調味料は殆ど置いていない。
野菜やパンに付ける用のオリーブオイルくらいしかない。
それだけ、シェフの腕に自信があると言う事。

日本の様に、タバスコ、粉チーズ、ドレッシングなどは置いていない。

イタリアでは、レストランは殆ど、禁煙だが一歩外へ出ると自由。
店の前が吸殻だらけの店もあるし、ポイ捨てする人も多い。

映画でもマリオがマーサの家に料理を作りにくるが、
イタリア人のマリオは散らかし三昧!
フランス人のマーサはそれを見て貧血を起こしそうになる。
私は、人種の文化がよく出ている場面だなぁと思った。

殆ど、映画の感想になっていませんが・・・

ちょっと、日本とヨーロッパの文化の違いや、
ヨーロッパの歴史を意識して映画を見ると、
新たな発見があるかもしれませんよ!

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