あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(41件)
- 一人旅
4.0点
ウディ・アレン監督作。 1940年のニューヨークを舞台に、連続宝石泥棒事件に巻き込まれる保険調査員の奮闘を描いたコメディ。 ニューヨーク派の映画作家ウディ・アレンの監督第32作。主演はウディ・アレン自身で相手役にヘレン・ハント。共演にはダン・エイクロイドとシャーリーズ・セロン。 舞台は1940年のニューヨーク。大手保険会社の保険調査員として働くCW(W・アレン)は社内改革担当のキャリアウーマン、フィッツジェラルド(H・ハント)と犬猿の仲。ある日、同僚の誕生日を祝う会食の席で手品師に催眠術をかけられた二人は、催眠時に限りお互いを愛し合うようになってしまう。後日、実は犯罪者だった手品師に電話で催眠をかけられたCWは手品師に命じられるがまま宝石泥棒を働くが…というちょっぴりファンタジックなクライム&ラブコメディの良作で、実は催眠中の自分自身が宝石泥棒を犯していた事実に気付かないCWに訪れる人生最大のピンチの顛末を、お互い激しく嫌い合っていたCWとフィッツジェラルドの恋の行方を織り交ぜながら描き出しています。軽妙洒脱ないつものアレン映画に見られる作風が魅力で、オシャレでロマンチックなお話の着地に思わず唸らされる作品でもあります。 40年のニューヨークを意識した演出&映像がノスタルジックな魅力を生んでいます。会話の中に「ヒトラー」や「ムッソリーニ」などその時代ならではのワードが最新のギャグとして盛り込まれていますし、クラシカルでオシャレな小物やインテリアにも目を引きます。ファッションも要注目。ウディ・アレンの一部ボガート風の装いもそうですが、資産家令嬢役のシャーリーズ・セロンは仕草や口調、服装に至るまでまんまローレン・バコールを意識しています。
- gag********
4.0点
仲の悪いC.W(ウディ・アレン)とフィッツジェラルド(ヘレン・ハント)が催眠術によって関係がガラッと変わる展開に、ウディのジョークなど楽しめた。 シャーリーズ・セロンちょい役だけど今作のシャーリーズ・セロンも存在感抜群でセクシーで魅力的だった〜! ”マダガスカル”
- sou********
3.0点
今回はウディアレンらしい小ネタやギャグが全く無く、設定一本勝負のように感じたので少し残念でした。 話は面白いけど、笑ったか?と聞かれるとそうでもない… 良くも悪くも普通の映画でした。 シャーリーズセロンは完全にキス要員だったね笑(←毎回こうなんです…この無理な設定を笑えず、「あんなおじいさんがモテる訳ない」と本気で思う方は恐らくウディアレンの映画には向かないと思います。)
- oce********
3.0点
1940年代が舞台のロマンスコメディ。 ウディ作品らしくとぼけた設定ながらも、それを見せるセンスは流石と言える。 お互いいがみ合っている保険調査員と、会社のリストラ専用の重役。 そんな二人が出席したパーティで、催眠術のショーの実験台に。 その間だけ二人は惹かれあうが、この催眠術師が強盗のため二人の催眠を解かずにしておくことに。 ほとんどコントのような設定だが、これを飲み込ませる演出は笑える。 お互いを敵視してたが催眠術によってという、古典のようなつくりはアレンの得意技。 相手役のヘレン・ハントやゴージャスという言葉を体現したかのようなシャーリーズ・セロンのセクシーさ。 相変わらずアレンは美女に目がないし、ラストの粋な締めも微笑ましい。
- rhy********
2.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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