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北の国から  '98時代

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4.0

ネタバレ北陸の国からレビュー2013その7」梅雨

こんにちは。北陸レビュアーホアホアールです。 さて今回の作品レビューは? 「北の国から '98時代」です。今回は人物レビューとあわせて前後編にておおくりします。後編もどうか見てくださいね。 ■「北の国から’98時代」あらすじ 3年以上交際を続け、シュウちゃんの実家に挨拶に行った純君は大家族の中に囲まれ、多勢に無勢で自己紹介をするもなんだか疎外感やコンプレックスを感じ、落ち込んで帰ってきました。その後、家族会議でシュウちゃんの家族は急にシュウちゃんを実家に引き戻し兄弟が経営するコンビニで働かせる事にするのです。離れ離れになる純君とシュウちゃん・・。その頃落石で不倫のおっさんと生活しているはずの蛍ちゃんは一人で札幌で生活していてお金を借りに富良野の知人の下を訪れていたのでした。蛍ちゃんは何と不倫のおっさんとの子を宿していたのです。また純君の友人、チンタ君のお兄さんの完次君が新婚ほやほやの仲、大きな畑を五郎さんの手伝いもあり有機農法で取り組んでいました。純君のおばさん雪子おばさんは離婚して富良野に帰ってくるし、草太兄ちゃんは大規模農業で成功しているし、蛍ちゃんをずっと心に思っていた正吉君は子供が宿っている事を知りながら蛍ちゃんに結婚を申し込みます。再び悲喜こもごも黒板家とその周辺の人たちに様々な出来事が降りかかってきます。こう次々と問題が起きると改めて幸せって何だと問いたくなるようなドラマ「北の国から」。98年もまた大きな運命の波がみんなを飲み込んでいきます! ■これだけ厳しいシュウちゃん一家で何故に? AV女優という大きな過去を持っていたシュウちゃんが今回、その家族により、かなり箱入り娘的な扱いを受け純君より遠く離されて生活する事になります。これほどまでに絆というか干渉の強い家族の下で生活していたならば東京に一人暮らしをしていたとは言え、何故にシュウちゃんがAV女優になってしまったのか、尚の事謎であります。純君とシュウちゃんの愛の絆を確かめるために二人を長い間離して暮らさせるというのは人事ながらなんちゅう事をさせるのかと思います。逆にシュウちゃんが家族のコンビニで働いている際に彼女がAV女優だと客にばれちゃうんじゃないか?と思ったり、AV女優だったシュウちゃんを前回ですごい葛藤の上に受け入れた純君の思いを逆撫でするような気がします。別れても仕方ありません。だいたいシュウちゃんの家族はシュウちゃんの東京での秘密を知っているかどうかとも思います。(五郎さんの卒倒以上の事になりそうですが) ■有機農法VS大規模農業 今タイムリーと言うか「奇跡のリンゴ」という映画が上映されお気レビさん方にも好評を得ておりますが、そちらの主人公木村さんも本ドラマの完次君も共に有機農法を実践し、共に大きな借金をし、そして失敗をして自殺未遂をします。一方、TPP等による海外から入ってくる安価な農産物に対抗するためには国は草太さんが行っていた合理化による大規模農業の推進を行っているのですが五郎さんや完次君の有機農業派の言い分も草太兄ちゃんの合理的大規模農業もそれぞれ言い分がありますから難しい問題ですね。しかし、この頃の草太兄ちゃんと黒板家は普段どおり仲がいいのに影で五郎さんの悪口を言いふらす草太兄ちゃんって支離滅裂ですよね。でも人ってそういう所あるような気もします。本作ではどちらが正しい、どちらが間違っている、と決着をつけていませんがなんだかそれぞれ言い分があって難しいものですね。でも「土が死んだ」と言うセリフはぐっとさせられるものがありました。 ■今回、主役(でも準か?)に躍り出る正吉君! 今回、蛍ちゃんのおなかの子の父親をかって出る、正吉君ですが多くの皆さんは彼を真面目で格好いい青年だと思いますよね。でも今連続ドラマを鑑賞されているお気レビの影虎さんはこの正吉君が子供時代どれだけ悪ガキっぽい子だったかおわかりと思います。でも北の国からで一番まともに成長した子供が正吉君だと思われます。しかし、オオハンゴン草を蛍ちゃんに百万本送った正吉君の行為って今の世の中じゃ下手するとかなりのストーカーですよね。蛍ちゃんが受け入れてくれたからいいものの普通に考えると処分にも困るし大変ですよね。(純君が引き取りにきたりして)蛍ちゃんがその愛情を受け入れてくれたからよかったものの正吉君は一歩間違えたら犯罪者になっていたかもしれませんね。(と言う話は我ながら野暮ですねえ。当時は正吉君の情熱に感動したものですが) 「北の国から’98時代」の本レビュー、小沼正吉君を演じた中澤佳仁 さんの人物レビューで後編です。

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