夕陽のギャングたち

GIU LA TESTA/TODESMELODIE/DUCK YOU, SUCKER/A FISTFUL OF DYNAMITE/ONCE UPON A TIME...THE REVOLUTION

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夕陽のギャングたち
4.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(21件)

かっこいい11.2%スペクタクル10.2%切ない10.2%勇敢9.2%笑える8.2%

  • 山岸さとし

    5.0

    ショーンショーンショーン。

    改めてS・レオーネ×E・モリコーネという映画史に残るこのコンビは凄いなと思わせる大傑作だ。主役二人の真逆なキャラクターの絶妙な対比で前半は笑わせられ、後半からは革命に愛国や正義なんて大義は無い、革命とは只の暴力行為だと痛感させられる。こんなに楽しい映画なのに、見終わった後は虚無感に襲われる。レオーネの演出やモリコーネの音楽は緩急自在で遊び心満載、並の才能では到底、真似の出来ない天才ぶりに感嘆するしかない。さらに主役二人のR・スターガーとJ・コバーンの名演から生まれるケミストリーが極上にバディムービーとしての面白さを演出する。

  • rec********

    4.0

    学校と教会が存在しない西部劇

    いくら下品でもいいんじゃないか!  レオーネが、というよりマカロニウェスタンが下品であるなんて映画史の常識ですがエンニオ・モリコーネとクリント・イーストウッドの名を世に出した功績だけでも充分に価値はあった筈。 ロドリゲスが、タランティーノに下品映画の遺伝子を遺した功績も含めて。 最後に淀川長治の名言「マカロニウェスタンに存在しないもの。それは学校と教会ですよね。これはいけませんねえ」

  • bar********

    3.0

    レオーネのエッセンスが分かる

    セルジオ・レオーネ監督のワンス・アポン・ア・タイム三部作の2作目。 メキシコ革命を舞台にした、男たちの友情を描く。 はい、実は興行的にも批評的にも失敗作だと見なされていた今作ですが、案外そこまで悪い作品ではありません。 レオーネらしい演出と、かっこいい男たちの描写という点では、「荒野の用心棒」から受け継がれてきた様式そのままで、見どころはたっぷりあります。 ただ、分かりやすい批判点を作ってしまったことが、非難の原因だと思われます。それさえなければ、欠点は前作の「ウエスタン」とほぼ一緒ですし、これほどまで悪い作品だと言われる理由がわかりませんね。 まずタイトルの問題がありますが、これはウィキを見ていただくことにして、物語の必然性、という点で大失敗をしているからですね。 レオーネはおそらく、知らぬ間にメキシコ革命に巻き込まれていくミランダを、『続・夕陽のガンマン』のトゥーコのように描きたかったのだと思います。そこはかとなく香ってくる喜劇っぽさがあり、それが彼のまん丸とした顔とマッチしていますからね、ですがそれに徹しきれなかった。おそらくこれを真面目な話にしたいという思惑も働いていたのだと思われます。だからミランダは飄々となり切れていないんですね。だからその中途半端さが、彼のキャラクター性を不明確にし、参加しているメキシコ革命の意義も不明確になっていくんですね。 で、あのラストは一体なんだったんだ、ということになるんですが、それはおそらく作っている側もたいして分かっていなかったんだと思います。 これは友情の物語なのか? たぶんそうでしょう。 でもそれだけではないんですね。メキシコ革命を叙事詩的に捉えたいという意志もあったんでしょう。でもいくつかの観念が反発し合っているのを、レオーネが御し切れていないところがあります。だからわけのわからない物語になっちゃってるんですね。 まずこの物語をミクロな視点で鋭く描くのか、それとも叙事詩的にマクロに描くのか、レオーネ自身で決め切れていないようなところがあります。というより、まずレオーネの手法は、マクロな視点と根本的に合うとは到底思えません。 役者の目を抜くカット、これは悪いとは思いません。それをずっと続ける一つのシーン、これも悪いわけではない。ただこの手法だけで観客の視点はかなりミクロに移行しちゃってるんですね。これで物語を作るなら、ミランダとマロリーの個人的な友情をシンプルに描くほかありませんよ。 これを壮大な物語にする必然性がないんですよ。だったらキャラクターの考案からやり直さねばなりません。人物のクセを取って、出来るだけ没個性的にする必要があり、個人のみで映っているシーンは少なくするべきなんです。 レオーネに真面目な話を描かせちゃダメなんですよ。男とは何か、それだけを追及するべきだったんです。でも彼は欲を出して、自分のテリトリーを誤解しているんですね。それが不安定な映画の原因ですよ。 もちろんレオーネ節、今作もあります。それだけで見る価値はあるかもしれない。でもそれなら、『名無し三部作』をオススメしておきます。『ウエスタン』も今作と同じ欠点があって、観念が反発し合っているところがありますので、なんだか釈然としないまま物語の進行を見守らなければならない、といったところがあります。だから『名無し三部作』だけで我慢しておいた方が賢明ですね。

  • ブレネックス

    4.0

    異色西部劇

    ファミリービジネスの山賊/農民、元IRA闘志の爆弾屋。革命下のメキシコを舞台に二人の友情を描く。 ほのぼの感とシビアさが同居する独特の演出、モリコーネの美しいメロディー、主役の一人が元IRAということもあって、西部劇としてはかなり異色。 でも、それが魅力となっている。 先日30年以上ぶりに再見したが、改めてロッド・スタイガーの演技の素晴らしさに唸らされた。 好きな映画の一つ。

  • oce********

    4.0

    明日に向かって撃て!

    小心者風に見える大男。 実は強盗団のボスであり、金持ち連中をダマす。 そこに通りかかるIRAの爆破のプロ。ボスは一緒に強盗に誘い込もうとする。 西部劇ではあるが、どこかコミカルであり感動要素も併せ持つ作品。 ロッド・スタイガーの豪快さと、ジェームズ・コバーンの寡黙さ。 この二つが作品を支えており、いつの間にかスタイガーが革命軍のリーダーに仕立て上げられるとこなど笑えた。 実はコバーンには隠された過去があり、それが何度か回想シーンとして入ってくる。 ただもう少し詳細な中身を見せないとコバーンに感情移入しづらい。 せっかく150分もあるのだから、そういう部分を見せてほしかった。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
夕陽のギャングたち

原題
GIU LA TESTA/TODESMELODIE/DUCK YOU, SUCKER/A FISTFUL OF DYNAMITE/ONCE UPON A TIME...THE REVOLUTION

上映時間

製作国
イタリア

製作年度

公開日
-

ジャンル