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フレイルティー/妄執

kak********

4.0

迫真の演技が光るビル・パクストン初監督作

信じがたい話なれど、見ているうちに引き込まれてしまう映画。 ビル・パクストン監督デビュー作で、性格俳優の本領発揮といったところ。 相手役も、「コンタクト」ではジョディ・フォスター、「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」ではペネロペ・クルスと共演するなど、演技力は一流のマシュー・マコノヒー。前半は父親役のビル・パクストン、後半は息子役のマシュー・マコノヒーがしっかりとした演技で支えている。 物語は、ゴッドハンド(神の手)と呼ばれる連続殺人犯が見え隠れする中、神から使命を与えられた家族の不思議な事件が繰り広げられる。この一見荒唐無稽に思える事件が真実味を増してくる展開は最後まで緊張感と共に持続する。罰を与えなければいけない”悪魔”は本当に存在するのか?最後まで目を離せない。 共演では、TVシリーズ「24ーTWENTY FOUR」で副大統領役を務めた事もあるパワーズ・ブースの名脇役ぶりが光る。二人の主役が同時に出演するシーンがないのに、見事な共演となっているのは、パワーズ・ブースが物語のつなぎと締めの役割を果たしているからで、脚本を含むスタッフ陣も力を出し切っている。

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