AIKI

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AIKI
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(13件)

勇敢15.4%かっこいい12.8%切ない12.8%泣ける10.3%セクシー7.7%

  • mim********

    5.0

    障害を感動のネタにしない!真意な姿勢に◎

    「障害者」 少なくとも私が今まで観てきた日本映画において障害者とは 「純粋」「無垢」「一途」「善人」「いい奴」 そういった言葉で語られる人物として描かれてきたように思います。 記憶を無くす病、 太陽に当たると死ぬ病、 大人になったら死ぬ病、 寝たら死ぬ病・・・。 もうなんでもいいんです。 ただ私はこれらの障害者映画に感動する度にある違和感を感じていました。 私が今観ている映画に感動した理由・・・。 その奥底には私の障害者に対する差別意識がありはしないかと。 そう考えてしまうのです。 障害者ってみんないい奴なの? みんな純粋なの?? 努力家なの??? それは違うと思うし、逆に障害者を取り立てて良く描く事こそ 障害者に対する最大の差別だとさえ思うのです。 一方本作「AIKI」 私はこんなにも「障害者」と真意に向き合った日本映画に初めて出会いました。 主人公の加藤晴彦演じる芦原太一は障害を負ってからというもの最低のロクデナシ。 私は劇中何度も彼の車椅子を蹴飛ばしたくなりました。 そんな彼の閉ざされた心を象徴するかのような、散らかったベッド・・・。 しかし物語の終盤、その散らかったベッドで 彼はそれまで築き上げた自分の力で、 ともさかりえ演じる愛するサマ子と一夜を共にします。 ただただ、涙、涙、涙のベッドシーンでした。 だって彼は良くある日本映画に出てくる「特別な障害者」じゃない。 ただの足の動かないロクデナシなんです。 そんな彼が自力で幸せを、生きる喜びを掴もうとする行為だからこそ 私は涙が止まらなかったのです。 そして、そんな彼が変わるきっかけになった合気道。 彼が車椅子になった葛藤と、この合気道との出会いをリンクさせた事が この映画の何よりも素晴らしいトコロだと思います。 「なんちゃらボーイズ」や「なんちゃらガールズ」とは また違うスポ根青春映画のカタチがそこにはあります。 楽しい楽しい青春の1ページなどでは決してない。 彼にとっての「合気道」とは自己の尊厳をかけた戦いだったのです。 何故なら本作で語られる合気道の思想 合気道は相手を拒絶するのではなく、まず受け入れること それは合気道の修行と同時に 正に障害を追い廃人同然になっていた太一が 自身の障害を受け入れる修行そのものだったからです。 ところで 本作の監督である天願大介。彼は実存する車椅子の合気道有段者に出会い 10年以上の構想を経てこの作品を完成させたそうです。 物語自体は単純すぎるといってもいい、青春スポ根映画。 しかし冒頭5分の交通事故のシーンの描き方一つで 本作の志は高さがただならぬ事に気付かされます。 もしお時間よろしければこの交通事故シーンの一部を予告編で見ることが出来ます。 YOU TUBEで「AIKI」と検索してみて下さい。 個人的にはマッドマックス並のスタントです。 この描写を含め主人公が合気道に出会うまで とにかく一つ一つの描写が丁寧に描かれるのです。 一方後半、太一が合気道に出会ってからクライマックスの決闘シーンまでは、 かなりエンタメ志向が強く描かれます。。 ここは正直不満な点もあります。 まず本作全体に言える事ですがアクションシーンは全体的にあまり良く出来ているとは思えませんでした。 また、合気道以外の他流武術の描き方も若干単純すぎる点が否めません。 クライマックスの決闘のシーンはそれまでが素晴らしかっただけに正直残念な出来ではありました。 ただそれでも、太一の失意と再生の物語には胸を打たれずにはいられません。 ラストシーンの旅立つ太一の背中に 私は明日も頑張る勇気を貰いました。 個人的には キッズリターン リンダリンダリンダ に並肩する傑作!! もうあまり店頭ではレンタルされてませんが、 レンタルされていたら迷わず借りる事をお勧めします。

  • lil********

    4.0

    面白かった。

    現実味があって面白かった。 五体満足で生かせてもらってるだけでも十分幸せなことなんだと、改めて思った。 それと、bluecatailさんも仰っていましたが・・・ どなたか(演武会のシーンに出てた、偉い方?中央に座ってた)外人役の方の名前を教えて下さい。

  • reg********

    5.0

    何かにうちこむっていいなぁ。

    見る前には多少構えてしまったんですが、 一気に見れてとてもいい映画だとおもいました。 なんか、ちょい役でいろんな人が出てますね。 よく見ないとそのまますぎていってしまう。 主人公が障害者なんだけど、全然障害をテーマにした映画に感じませんでした。 それがいいところなのかな。 障害があってもみんなが普通でいられるそんな社会っていいですよね。 それを予感させてくれる作品でした。 それにしても「バイバイアグラ」ってほんとにあるのかな? 演舞のシーンは多少無理がありますが、 あんまり気になりません。 堅苦しいところがなくて素直に楽しめます。

  • tak********

    3.0

    予想外に楽しめた

    BSシネマで夜中にやっていたので見ました。 お金を払ってまで観ようとは思いませんが、テレビでは十分楽しめましたね。 加藤晴彦演じる主人公に共感できました。 自分が下半身不随になったら、多分、主人公と似た心境や行動になると思います。 下半身に障害を負ってしまったショックで自暴自棄になる様や、合気道と出会い人生を前向きに生きていこうとする姿には納得させられるものがありました。 物語の設定、役者の演技など、どれも現実にありそうな臨場感で溢れています。特にともさかりえの演じるヒロインは、アウトローな人生を気ままに生きつつも女の情愛を持っているという、なんとも人間臭い役なのですが、難しい役にもかかわらずその演技にはキラリと光るものがあり、思わず唸ってしまいました。 加藤晴彦演じる主人公も人間臭いことこの上ない役柄ですが、見ていて、こうなるよなぁというシーンがたくさんあり予想外に良かったです。 終盤の演武会での他流派の輩とのいざこざこそ作り物っぽい感じがするもののトータルでは清々しい印象の映画でした。 にしても合気道の演武って凄く美しいものですね。合気道に興味が湧きました。

  • ぽりねしあん田七

    3.0

    大東流を観る

    この映画で大東流合気道の片鱗を観る事が出来ます。ストーリー的にどうとかではなく単純に面白いと思いました。 空手やカンフーを題材にしたものは割りとありますが合気道物というのは馴染み薄いので興味深かったです。 主演の加藤さんが骨太のタフガイであったら面白みは半減していたかもしれません。 ところどころに出てくる有名俳優の方々にも驚かされます。マニアックな役者陣をチェックするだけでも楽しいです。

スタッフ・キャスト

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加藤晴彦芦原太一
原千晶芦原民子
石橋凌平石正嗣
火野正平常滑清
桑名正博櫂水松太郎
三上寛ボクシングジムのオーナー
小木茂光太一の担当外科医
佐野史郎ビデオ屋の客
余貴美子『秘め事』のママ
永瀬正敏バーテン
松岡俊介バーのアベック男
我修院達也郵便配達員
神戸浩レンタルビデオ店長
深浦加奈子お掃除のおばさん
田口トモロヲ石川三郎
菅田俊格闘家

基本情報


タイトル
AIKI

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル