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2.0点
…アメリカのハード・ボイルド作家ジェームズ・M・ケインの同名小説の映画化。 …これまで4度映画化されているらしい。 〇1939年:ピェール・シュナール監督。 『最後の曲がり角』というタイトルで映画化。 〇1942年:ルキノ・ヴィスコンティ監督。 同監督の初監督作品(ほほ~、知らんかった。)。 〇1946年:テイ・ガーネット監督。 日本では劇場未公開。 〇1981年:ボブ・ラフェルソン監督。 ジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラング共演。 これが本作品。 タイトルは何度も耳にしたことがあるので面白い作品なのだろう。 …あらすじは、解説のとおり。 いやはや~~、ハードルを高くして観てしまったためか、全然……言葉にならない。 序盤こそ、ジャック・ニコルソンのアニマル度とジェシカ・ラングのお色気紛々に魅かれたが、後はもうグズグズ。 結末は、運転中に横向いてキスなんかすれば事故るのは当たり前。 で、まさかのジ・エンド。 5か国語を話せるとかいう食堂のオッサンが、『ネオン』を『ニオン』と発音するところと、弁護士(保険金)のクダリが面白かっただけ。 知名度に釣られてハードルを高くして、引っ掛かってスっ転んでしまった感じだった。
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