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5.0点
フル視聴は2度目。3時間半にも及ぶ映画だが、まったく長いと感じなかった。潜水艦の戦いとは、どういうものか、実際に搭乗した感じの恐怖や不安を体感しているような気持ちになる見せ方が上手い。駆逐艦のスクリュー音が近づいてくる音、ソナー探知機の音。搭乗員は、静かにして固唾をのんで通り過ぎるのを待つしかない。華々しいシーンは、敵の商船を2隻撃沈するシーン位。後は、逃げ回ってばかりいる。名高いUボートも、実際は、制海権では苦労したということか。そして、問題の最後のシーン。陸に上がった瞬間に、これまで苦労をして、何とか逃れて帰港したのに、皆死んでいく。戦争って、こういうものっていう現実を突きつけられる。これは潜水艦映画の中の傑作だと思います。
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