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フィアーズ・オブ・ウォー

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4.0

責任とは

戦争には勝者も敗者もない。あるのは生か死か、絶望か、あるいは破壊のみ。 そういう記述を過去見てきた。 人類は太古より様々な争いを続けてきた。 武力のみならず、全ての事柄において。 争いこそ、人類の存在意義なのだろう。 いや、生きとし生けるもの全てが、生きるため、子孫を残すために何らかの争いを続けている。 生物はすべからく、その存在のために争いを続けなければならない。 争いを止めた時点で、その生物は滅ぶ。 このように言うと、世の中の平和主義の方々に一斉攻撃されそうだが、現実として人類以外の生物界において、アメーバでさえも“生きる”ために他を飲み込む。 戦争が何故起きたのかは、この映画では関係ないので省略する。 感じたのは、統率する者の“責任”の重さ。そしてそれを背負う者のあり方である。 中隊という、軍全体から見ればほんの一部でしかない存在であるが、その隊長の責任の重さがどれだけ重いものなのかを垣間見ることが出来る。そんな映画である。 軍隊は究極のリアリズムの塊であると聞いたことがある。 戦争、しかも前線という極めて死に近い場所で生きる者達にとって、指揮官が無能であれば、即、死に繋がる。だからこそ、指揮官が有能であれば尊敬を集めるし、命令にも従える。逆に無能であれば・・・そりゃ死にたくはないから、先に指揮官に死んで貰うしかない・・・それは究極のリアリズム・・・。 “俺の役目は、お前達を生還させること。”“決して仲間を見捨てない”前線の指揮官の為すべき事は、生きる為にどうすれば良いのかを必死で考え行動する。 自分がどのような状況に置かれても、常に部下を鼓舞し、叱咤し、生きる為に行動させる。 “Marines,Move!” 実社会において(軍隊はある意味、別世界と言えるかな・・・)、これほどの責任感を持った上司がいるだろうか? 自らを、その責任感に晒すことが出来る者がどれだけいるのだろう・・・。 一国の政治家には? “先生”と呼ばれる人達(何故、政治家を先生と呼ぶのだろう?ただ先に生まれたということだけ?)、如何なものか。 官僚しかり、大きな勘違いをしていないか? まあ、自分にしても同様ではあるが・・・。 この映画のキャプテンのような上司ばかりだと素晴らしいのだがね~。 ラストは素敵だった。

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