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ウォーク・トゥ・リメンバー (2002)

A WALK TO REMEMBER

監督
アダム・シャンクマン
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  • みたログ 561

4.24 / 評価:173件

なんとローマの休日・オードリーと同じ演技

  • npd******** さん
  • 2009年2月2日 17時37分
  • 閲覧数 583
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

マンディ・ムーアのアイドル映画。本作(02)でようやくブレイクした。アイドル映画なので、映画がダメでもアイドルが魅力的に撮られているなら合格。映画もここまでベタなら支持せざるを得ない。

マンディは全編、学園の下層に属すイケてない文化系女子を演じ、映画の転換点となる演劇シーンでのみアイドル「マンディ・ムーア」を披露する。なかなかの戦略。
初キスシーンでは、じっと見つめ合うべき目がキョロキョロ泳ぐ素人っぷりなんだが、実はこれ、『ローマの休日』(53)で映画初出演のオードリーと同じなんだよ!素人演技でも魅力優先。ここをNGにしなかった製作陣はエラい。

原作はやたら宗教色の強いお涙頂戴もの。
98年だから、セカチュー(04)の方がパクったのだろう。
あちらは何のひねりもないが、本作は主人公男子を優等生からハイスクールの上位グループに属す不良へ変更することで、アメリカ学園映画の階層間恋愛の要素を取り込んだ。イケてない女子の車に乗せてもらったはいいが、不良仲間を見かけダッシュボードに身を隠すイケメン不良の痛さ!なんて『プリティ・イン・ピンク』(86)。

そういうわけで、脚本上は原作の持つ宗教色が薄まっているものの、全編を彩るクリスチャン・ロックのナンバーがその辺を補う。日本ではそうそう触れる機会のない、特殊(しかし巨大)な市場向けポップス。信心深いマンディ本人も大ファンだそう。

マンディは99年に歌手デビュー。前年デビューのブリトニー、アギレラの2番煎じ(可哀相に)が、徐々に大人向けへシフトし、とうとう親の世代のカバーアルバムに行き着いた。ベスト盤付属のクリップ集を観るとその迷走っぷりがわかる。
女優業は好調。
本作、『ラブ・スクール』(03未)『チェイシング・リバティ』(04未)
のアイドル路線がお気に召さなかったのか、
デビュー作『プリティ・プリンセス』(01)『17歳~体験白書』(02未)
のバカ娘路線に起動修正。
『セイブド!』(04未)
『アメリカン・ドリームズ』(06)
『サイスランド・テイルズ』(07未)
『恋とスフレと娘と私』(07、大駄作だがダイアン・キートンの責任)
『ライセンス・トゥ・ウェディング』(07)
洗練とは無縁、信心深いが奔放というキャラと体型(!)を強化し続け、まさにクリスチャン/ホワイト・トラッシュ階層(ブッシュの支持基盤ね)を代表する若手女優へと育っている。大ファンです。どこか"Romance & Cigarettes"(05)をリリースしてください。

名コレオグラファー(振付師)の監督アダム・シャンクマンは下手なりに頑張ってる。冒頭の長廻しとか。製作:デニース・ディ・ノーヴィの名前は覚えておきたい。

詳細評価

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